株式投資は複利じゃなく福利で
2020年09月04日

栃木のゴルフ場の鴨は天敵が少ないのか数も多い。
幸せそうです
さいたまの公園のカモなんかどんどん数が減ります
株式投資は複利で儲けましょうとか言う人がよくいます。株で成功の実例はどんなイメージでしょうか? ある株を仕込むとする。これで1000万円稼ぐぞ!で結果がでたとする。これでひとつの勝負が終わりです。複利とか単利と考えません。そしてまず勝った1000万円を確保して貯金して、元手ゼロの1000万円で次の勝負です。1000万円を今度は3000万円にしたい。そしてまた次に。勝ちを積み重ねていくイメージです。そこである程度まとまったらマンションを買いました。これで家賃から解放されました。残った現金でそこからまた勝負。今度は子どもの進学費用をまとめて確保。次は家族で乗馬でも始めてみるか? こうなると仮に給料で暮らしていてもゆとりが違います。不思議に会社でも穏やかな身持ちになる。現実的にはこうやってのし上がっていくんです。勝ちをちゃんと形に変えて、足下固めてまた上を目指す、これが成功へのステップです。金だけごろごろ転がして複利とかいう人はきっとやったことないんじゃないかしら、とわたしは思います。
この記事のタイトルは福利で増やすです。複利じゃないのです。株式投資は暮らしを豊かにするために、その福利を手に入れながら、目標である出口を目指す。稼ぐだけ稼いでからさて幸福はどうしよう?ではないのです。投資は人生の一部であり、投資を通じて幸せになっていく。そういう長いプロセスですから、複利にしておいたらせっかく稼いだ分楽しめないじゃないですか? 将来への懸念を払拭して利益を確保、あるいは欲しいものを買う、したいことをする、自分に金を使う、つまり豊かな暮らしを稼ぐと並行して手に入れる。これでこそ株式投資をした価値があるとわたしはそう思います。複利というのは守銭奴の考え方に近い、いつも張り込んで金だけ増やしてなんのための投資でしょうか?いくら儲けても幸せになれない人もいるかもしれません。儲けないなら尚更です。
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