那須と那須塩原は何が違うのか?
2020年08月28日

那須町と言えば那須岳(茶臼岳)
暑いのでスキー場から撮った以前の写真を再掲
自治体の命名のいきさつってけっこうおもしろいですね。明智光秀ゆかりの地めぐりなんてやってブログにもアップしたことがあるんですけど、光秀ゆかりの城がいくつかあって亀山城というのが京都府亀岡市にある。変ですよね。亀岡市に亀山城、でも調べると理由があって、三重県にある亀山との混同を避けるために明治時代に改名したそうで、こういう時って規模が小さい方が遠慮するんかしら?奈良に住んでいたことがあって、大和郡山市とか大和高田市とかあることを知りました。これは郡山市と高田市との混同をさけるためにこれは昭和に改名したそうです。わたしが生まれた静岡県清水市、実は同じ清水が高知にあって、そっちは土佐清水市になった。清水市が先にあったからです。でもその清水市は今はなくなって静岡市清水区になってるんですね。もう土佐を外してもいいかもしれないけどお金がかかるだけか。
さいたま市というのができた時に由緒ある浦和市と大宮市が消えて、たくさん区ができたんだけど、その時に旧浦和市が浦和区になったわけじゃないし、大宮市が大宮区になったわけじゃない。大宮市の東のほうなんて見沼区なんて名前になって、今でも見沼区の人で、どこにお住まいですかなんて遠方の人に聞かれると大宮市ですなんて答える人がいます。浦和市も緑区とか桜区になってるのに、浦和です、なんて言う人がいまだにいます。(年寄りが多い)なんかさいたま市って嫌なんでしょうね。翔んでだ埼玉で、それに桜区なんて言っても誰も知らない。でも地名で不動産の単価というのは変わってくるんです。同じさいたま市で住んでいて差はないのに、区名が違うとつまり通りが違うと坪単価が変わってくる。買う方にすれば知られた地名のところのほうが買いやすいからでしょう。人にも言いやすい。それと学区も変わってきたりとかあります。さいたま市は学区ごとの学力の差がすごく大きいのです。那須塩原市と那須町から始まっていろいろ書きましたが、結局人間の思惑が絡んでいるので面白いんですね。自治体名だけじゃなくて駅名なんてのも面白い。上に書いた新幹線那須塩原駅、これももともと新那須って駅名の予定だったらしいけど、塩原が運動して那須塩原駅になったらしい。そのおかげで那須塩原市ができたことにも繋がっている。読者のみなさんがお住まいの地域で面白い逸話とかありますか?
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