いつまでにいくら儲ける? その目標でいいのですか?

2020年08月27日
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株式投資
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かつて趣味で弾いていた三線
切れた弦を購入、張り直して再開
だいぶ忘れてるけど音符は思い出したんで
ボチボチやっていきます
指を動かすって体に確かいいのね

サラリーマンで投資をする人で、例えば定年までにいくらいくら株で貯めたいとかいう目標を設定する人ってとても多いわけです。わたしがサラリーマンの時にもそんな目標を口にする人がいました。いわゆる老後の資金を作りたいといういうことでしょうけど、例えばもしも今40歳なら、なんで20年をかける必要があるんでしょう? 老後の資金を45歳で確保して、悠々とサラリーマンをお続けになるって選択肢を最初から思い浮かべもしない。

人によっては勝手に20年間の利回りを逆算して、毎年何%で運用すれば60歳の目標にいくなとか。つまりテストの解答時間みたいに、そこが着地点てことなんでしょうか? わたしはこういうところがサラリーマンてのはのんびりしているなって思う理由なんです。相場のことを知りもしないうちから勝手に自分の思い込みで勝ちストーリーを作って、自分の人生に計画だけははめ込む。

別に宝くじみたいな一攫千金を狙えなんて言ってませんよ。ある意味これも同じです。根拠のうすい計画ってことでは。自分の投資フィロソフィーと現実の目標との整合性を考えてみたらよいというお話しです。起こりもしない幸運を願うわけでもなく、かといって幸運の女神をみすみす見逃しもしない。

わたしの経験で言えるのは、株式投資は早く儲けることで人生が大きく変わるってことです。60歳で儲けても、せいぜい遊んでうまいもの食べて終わってしまう。それも悪いことじゃないですけど、40歳で儲けたら人生の選択が変わってくる。自己都合で会社をやめて児童養護施設で子どもとすごすなんて、定年を目標にしていたら絶対できないことです。

また同じ金額でも10年20年早いことでお金の重さも変わってくる。40歳で儲けたお金は60歳の数倍の価値があります。早く儲けたら会社で卑屈にならずにすむ。本当に嫌なことは嫌だと言える。悪い思い出は作らない。そして借金をしてえんえんと金利も払わずに済むどころか逆に金利をいただく立場になる。これを20年するととんでもない差になるわけです。ローンで家を買って金利を払う方は家一軒買うのに二軒分払わされる。最初に家が2軒もあればローンがなくてかつ家賃をもらって、つまり家4軒分の差がつくわけです。わたしが家をいくつも持っているのは早く儲けた効果なんです。趣味の三線みたいにボチボチなんてやりませんよ。

まあこういうことを言うと、そんなの自分がうまく行ったからだと言うかもしれませんけど、わたしはこのブログをもう46歳の時から書いているんですよ。今62歳。16年間の歩みがこのブログに詰まっているわけです。15年前の文章は今のわたしより15歳も若い人間が書いているんですけど、ハルトモ君は当時から凄いやつだったなと自分で感心します。

いつまでにいくら儲ける? 自分の頭で真剣に掘り下げて、ぜひお若い方は考えてみていただきたい点ですね。もう歳の人はそれはそれで仕方ないわけです。ブログを読んでただで笑っているぶんだけ儲けだからそれでいいじゃないですか。笑 ではまた。

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