韓国映画「国際市場で会いましょう」を見た

2020年08月14日
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映画・ドラマ・音楽


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エアコンを切ってミストの散水を行う
ミストで冷やされた風が室内に吹き抜けると望外の快適さ
軽い風があればこの技は有効
昼は冷やし坦々麺だな

アマゾンプライムでやたら評価が高いのでポチしてみた。プライムだから無料だ。軽い映画なのかなと思ったら、大変な映画であった。家族がテーマの大河ドラマ。シリアスでもありコミカルでもあり、暖かい映画であった。韓国映画は深刻な話題に上手にコメディを入れる。日本でこういう映画をたくさんの人が見ると韓国人を理解する人が増えるんじゃないかしら? わたしには韓国の古い友人がいるし在日の人間も知っているけど、日本には韓国人と心を開いて付き合ったこともないのに韓国人を嫌う人が多すぎる気がする。

映画のストーリーについて触れることはやめておこう。見てない人に是非見ていただきたいからだ。ただ感想を言うなら、この映画の評判でよく言われる、家族愛とか自己犠牲をテーマの映画とは、わたしは見ない。なぜなら、家族のために過酷な環境に身を投じながらも、そこに自らの人生を生きる気概を横溢させ「俺はこうやって生きるんだ。」と。自らの人生を支配する峻烈な意志を感じるからである。運命を受けいれながらも自らの意思で懸命に生きる。受容的自己実現とでも言おうか、自己犠牲など超越しているのである。たぶん主人公さえ気づかぬうちに。だからこその穏やかなエンディングへと繋がる。見てないと何を言っているかわからないと思う。ぜひ見てから拙文をお読み返しいただきたい。お勧めである。

わたし自身も自分の生い立ちから親の看護介護、縁があった年寄りの介護と、いろいろある。真似できないという人も多いので、どうやらわたしは強い人間のようだ。環境に対応して強くなったんだろうね。わたしにとって一番大切なことは自分自身が納得して自らの人生を生き切ることである。仮にそれで計画や夢が狂ってもそれも一興、すべてわたしの納得の上での寄り道曲がり道である。韓国映画ではないけど、シリアスな中にも笑いは必要だ。深刻さも含めてすべて楽しむ。わたしはそうやって生きたい。実際そうしてきた。そしたらいつしか深刻さはどこかにいっちゃったわけです。

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