多くの個人投資家はキャピタルとインカムの関心のバランスが悪い

2020年08月12日
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株式投資
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那須というのは鴨天国みたいだ
天敵がいないのか、みんな育っていく
つがいでのんびりする鴨のカップルは多い

株式投資においてインカムゲインとキャピタルゲインは車の両輪みたいなもんで、どっちも株主であることのメリットを金銭的に享受する方法なんだけど、日本の個人投資家は関心がかなりインカムに偏っているとわたしは感じています。日本だけ見ていれば当たり前と思うかもしれませんけど。優待がこれだけ盛んなんて日本くらいじゃないかしら?

日本の個人投資家はキャピタルゲインで儲けるということを、もっと強く意識した方が良いとわたしは思うということです。なぜなら大多数の個人投資家が実際負けるわけでその負ける理由こそがキャピタルロスだからです。インカムでいくらか小銭もらってもキャピタルで損をするから負ける。であればキャピタルで負けないことをもっと強く意識する。当たり前のことです。インカムで負ける人はいなのです。安易に配当とか優待につられて株を買わないことです。

ということで、優待銘柄とか高配当銘柄のリストを眺めて、さてどれにしようかななんて、典型的な負け組の行動ですね。キャピタルで勝ち組を目指すのはまず基本じゃないでしょうか? よく株のブログとか掲示板で、勝ち組負け組って表現を嫌う人がいる。こういう人は言葉に対する感覚が鈍いのかなとわたしは思います。ある辞書に載っている単語をただただ嫌うのは頭が硬いのです。言葉なんて使い方なんです。言葉に反応するのではなく言わんとする趣旨を読み込むのが本当の読解力です。

わたしは人生の勝ち組って言う人がいたら、そんな簡単に切り分けらられるか?て思いますけど、株の勝ち組は株で勝っている人たちで、負け組っての株で負けてる人ってことで、なんの紛れもない。株の世界は勝者と敗者しかいないのです。そこを峻烈に意識しないと勝てません。インカムてのは株主みんなもらえる。だから勝者敗者の感覚が鈍くなりやすい気がします。どうしたらキャピタルで勝ち組になれるのか、まずそれをよく考えるべきだと、わたしは思います。

まずキャピタルゲインという関心から銘柄を選び、その中からインカムも考慮に入れるという順番にしたらどうでしょうか? 多くの人は逆の順番でやっています。それでそのまま多くの人が負けているんだから、反論なんかできっこないって思いますけど。

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Comments 2

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しこたまやま  

秋になると鴨がおいしい季節です。料理屋さんだと「本鴨」なんて献立に載ってきます。おいしいんだよね高いけど。

塩釜の網取り本鴨なんてインカムだけだとなかなか食べられません。やっぱりキャピタルがないと。いつものカミさんファンド採用銘柄ですが、4403日油ってのがあるんですが、とても地味な会社です。でも、いろいろ特徴のある技術があって採用してますが、平均購入価格は、今見たら1178円です。忘れるくらい前からの付き合いですが、売ったり買ったりしてますから、たぶん初めて買ったのは10年以上前だと思います。ちなみに今日の株価は4200円くらいです。

初めの何年かは、全然上がってくれなかったのですが、この5年くらいで調子が出てきました。短期売買もやりますが、得意なのはこんな銘柄です。インカムは、金券でもらってカミさんに直接渡します。カミさんは、キャピタルにはほとんど興味がなくて、今日もある銘柄がストップ高してるなんてことは想像すらしないです。
私自身の銘柄はさておき、私はファンドマネージャーとしては、優秀かもしれません(^^;

2020/08/12 (Wed) 13:34
川口晴朋(ハルトモ)

ハルトモ  

Re: 鴨

株で儲けるってのは夫婦円満に寄与しますね。それにしても手になじんだ、自分なりの専門銘柄って本当大切ですね。

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