一発勝負(退場)も決して悪くない

2020年08月01日
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株式投資
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娘の餃子

資金管理という言葉については、ここでもかなり書いています。わたしは資金管理は硬直させるのではなく、状況に合わせて変えていくものと考えています。勝負となれば満玉も辞さないし、無理する必要がなければキャッシュポジション厚め、時によれば100%にする。すべてケースバイケースなのです。もう一度言います。建て玉比率は硬直させるものではありません。いくつであるべきと決まった数字もありません。

常に退場を恐れて大人しく市場に張り付いて、結果長年の株式投資経験はあるけど、ろくに儲かっていない個人投資家を何人も知っています。サラリーマンなら一生奴隷の道です。(まあ大抵はそうなんですけど)彼らベテランは論理に長けます。また満玉で塩漬けにしたりで市場から退場してしまう人間を馬鹿にします。でもわたしは、ろくに儲かりもしないものを長年続ける方が、よほどおバカじゃないかと思います。もっと違うことをやれば人生を謳歌できるかもしれないわけですから。せめてわたしくらいの暮らし向きを株で得てから言えばよろしいかと。

わたしなんかは初心者にこそ一発勝負(退場)をお勧めしたいくらいです。十分な準備をしてこれはという勝負のチャンスにどんと突っ込んで、負けたら武運なきと、潔く退場しても、長年の塩漬けでもいいじゃないですか? そしたら本業頑張ればよろしい。それだけの覚悟で一発に賭けた方が初心者はチャンスがあります。そしてもし大儲けできたなら、その幸運に感謝してやはり一旦退場したほうが良いです。含み益は勝ちになりません。株式市場は長くいるほど危険で、腕の差が出ます。

もし初心者全員がこのような勝負をしたら、巷で言われる個人投資家100人中90人も95人も負けるということはないでしょう。たぶん100人いたらけっこう勝つ人間がでると思います。もちろん一発退場を避けるべき人もいます。例えばプロ。プロは退場したら仕事になりません。それから相場が趣味の年寄り。暇で長く遊びたいでしょうし怪我したら立ち直れない。要はケースバイケースということです。現役世代なら一発勝負はやってみる価値はあるとわたしは思いますね。

ただ言えるのは一発勝負の重みをお考えください、ということです。そんな軽くできるもんじゃないです。でもちまちまとそれも長々やって結局負ける人が多いわけですから。その意味では一発勝負は時間の節約といえるでしょう。わたしの言っていることはとてもシンプルでわかりやすくて、そしてわたしが実践してきたことですけど、世の中の人はほとんどわからないんですね。こんな明快なことが。言うなら、これが本当の意味で自分の頭で考えるということです。他人が何を言おうが関係なく。そして自ら実践して結果を出してしまうのです。



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