自分に合う投資スタイルって?

2020年07月12日
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株式投資
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関西の遠戚から京都の有名店のお菓子が届いた
本物の大きな夏蜜柑の中に
その夏蜜柑がまるで
そのまま変身したかの如き寒天
寒天だけど夏蜜柑である
暑い季節にありがたい頂き物だけど
これはこっちが先にさくらんぼを送っているから
こうやって贈り贈られというのは季節の移ろいのメリハリになる


「自分に合う投資スタイルが最初からわかる人はいない。いろいろ試行錯誤して長年苦労して、自分なりに自分に合うやり方を手の内に入れるものだ。」こんなことを言うベテラン投資家は昔からけっこういますけど、わたしはこういう考え方は取らないですね。そういうことを言う人は、結局のところ大して儲かっていない人が多いのです。(本物のプロを除けばです。)これは自分のスタイルだ、と自分で思うものを得るためにずいぶんと長いこと、怖い思い、痛い思いをしなきゃいけない、その挙句にさほど儲からない。さほど儲からないなら、本当に自分に合った投資スタイルかどうか実は怪しい。苦労しただけの結果が得られる人はそんな多くない。結果が出ていないなら、自分に合う合わないもないのです。同じ苦労している者同士は話も弾みますけど、そういう手合いに共感していたら、同じ道を歩くだけじゃないでしょうか? いっそスパッと辞めて他のことをした方が良いと、わたしはそう考えます。だから辞めたほうがいいですっていつも言うのです。

わたしは合う合わないじゃなくて結果が欲しいのです。合わなくたって儲かる方がいいのです。そもそも合うってのは、自分が楽だとか自然にできるという意味で使っている人が多い。なんとなく自分の性格から、こういうスタイルが合うような気がするとか。まずその短絡さに感心します。自分の性格に合えば勝てるくらいなら、もっとたくさんの人が勝つでしょう。でもそうはなっていない。楽して儲けたいって姿勢が見え見えなわけです。楽して儲けたいって人の方が結局苦労する。苦労は先にするべきです。

投資スタイルとして、デイトレとかスイングとか、中期、長期+優待配当狙い、あるいはバリューかグロースとかで語る人が多いです。でも長年ブログをやってますけど、業界とか銘柄を絞ってそこ以外にが出ていかない投資家って、わたしは自分以外まず見ない。わたしは特に初心者ほど業界は絞った方が良いと思います。その絞った業界の中で、短期でも長期でもバリューでもグロースでもいろいろやったらどうなんでしょうか? (もちろんできるできないありますけど)

どの業界も詳しくないと言う人もいるかもしれませんけど、興味がある業界でいいのです。ちょっと勉強したら詳しくなりますよ。自動車業界なんて自動車図書館でも通ってじっくりと取り組めばまあ3年くらいで、そのあたりの業界担当のファンドマネージャ以上に詳しくなれます。3年も待てない? 何言ってんの? 長年やるんじゃないの? 少しは待つという姿勢を持つべきです。自分が戦う準備ができてないのに、なぜ慌てて丸腰で戦場に乗り込もうとするんですか?まあ3年ほど長くなくても、それくらい納得がいく研究をすべきということです。

私について言うと、わたしは自動車業界から出たことがないですけど、長期も短期もその時次第です。株価は勝手に動きますから、それに合わせて長期にもなる短期もやる。基本は長期の中に短期を織り込んで売買しながら利益を増やしていく。バリューもグロースもそれも結果としてそうなるだけで、気にしない。言うなら業績が化けたボッシュはグロース投資だし、デンソーとかトヨタがバリュー投資だったと言えるかもしれない。言うならそんな名前はどうでもいい気がします。そのどうでもいいことに自分で枠をかけて、合う合わないってのはわたしは変だと思っているということです。



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