施設で知り合った友達に航空券をプレゼント
2020年07月09日

雨が止んだ
いつもの部屋からの眺めだけど
この空の色は都会では見ない気がする
那須に移住する人が増えているというニュースをテレビでみた。移住は前から考えていたがコロナを機会に実行という流れのよう。確かに東急リゾートの売り物件などを見ると、この半年で少しだけだが上がっている感じがある。安いなと思えるものは売れてしまって、それで新たに出てくるものはそれほど安くないという印象である。
時々那須の暮らしはどうですか?と聞かれるけど、虫が多いですよと、答えるようにしている。東京の人が来たらびっくりとすると思う。田舎だから当たり前なんだけど、でもいざ住んでみるととんでもない量である。蚊もいるけどそれは都会より大量という印象じゃなくて、とにかく名前も知らない虫が飛んでくる。都会よりも5−6度気温が低いけど、その分虫も元気な気がする。あまり暑いと虫って飛ばない気がする。
児童養護施設から大学に進学した子、ずっとつきあいがあるんだけど、就職が決まったとの連絡があった。どうもコロナ騒ぎで正式決定が遅れていたらしいが無事志望した会社に決まったようである。一生勤められそうな会社だ。自分が言うのも変だけど、その子には辛くても嫌でも、管理職になるくらいまでは絶対会社を辞めるなアドバイスした。その子はついているかもしれない。これから就職事情は冷え込むかもしれないからだ。企業というのは利益が減ると人を減らす傾向が強い。ギリギリセーフてとこかもしれない。
報告と将来について相談があるので会いたいと言う。もちろんウェルカムだと日程を調整した。わたしに会うと美味しいものが食べられると思っているのだ。ついでに、お祝いで時節柄海外は行けないけど、日本でそこでも好きなところへの航空券をプレゼントするよと言ったら、大喜びしていた。まあマイルの特典旅行なんだけど、そんなもの知らないからビックリだ。今はもう施設の指導員と担当の子どもという関係ではなくて、とても若い友人。人生の先輩後輩。手間暇と金をかけて良い友人を得たのかもしれない。
北海道に行ったことがないと言う。北海道なら例えば函館に入って、札幌から帰るとか、あるいは札幌から入って帯広から帰るとか、自分で計画を考えてごらんと言っておいた。知床なんかもいいかもしれない。それで少しお小遣いでも上げればちょっとした卒業旅行になるだろう。旅をたくさんすると精神が刺激を受ける。特に若いうちにたくさん旅をするのはとても良いことだと思う。大人になってからたくさん本を読んで知識にしかならないけど、若いみずみずしい精神はまるで呼吸をするかのように本を吸収して豊かな感受性を育む、旅もその面では同じかもしれない。
今回の那須はちと長くなっている。かみさんが遅れて那須にやってきて、これからは夫婦のリゾートライフになる。と言ってもゴルフ合宿だけど、天気が持つといいな。まあ小雨なら濡れるのも一興か?どうせすぐに温泉に入れるのだし。
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