競輪と株はどっちが難しいか?
2020年07月06日
競輪のブログ村でわたしはけっこう人気でPVだとずっと一位である。競輪ファンがわたしの株の記事をよく読んでいる。過去記事を辿れば競輪の話題は出てくるけど、今は競輪はやっていない。理由は簡単で、今となってはもう勝てない。ゲームもかわって選手もかわっている。勝てないと面白くない。勝てないとわかるから、したがってやる気がしない。
競輪で生涯で勝ちこしている人間というのは、それは少ない、よくトントンかなあっていう人がいるけど、そういう人は負けている。自分ではっきりと勝ってる手応えがある人でないと勝っていない。それにしてもじゃあ競輪で生涯はっきりと勝ち越す人はどれくらいいるかと言うと、たぶん100人に一人もいない。1000人いて1人か2人じゃないだろうか?(適当に言ってるんだけど)
一方株ってのは100人いたら5人とか10人勝つそうじゃない。わたしはそれを聞いて、競輪よりは簡単そうだなって思った。あくまでも競輪に比べればですよ。だって競輪はレースが終わればあっという間に紙屑になる。だいたい3点4点買っても、ひとつしか当たらない、(同じ車検種類で)、つまり最初から一点以外は紙屑になるのは承知で買わないといけない。それで外れれば全部紙屑。それから胴元のテラが強烈。毎レース25%で損益通算なんてない。
よくデイトレーダーてのは厳しいとか言うけど、プロのデイトレーダーて何ヶ月も負け続けないでしょ?競輪はプロと呼ばれる人でも何ヶ月も負け続けることがあって、そこで自分のスタイルを変えるんじゃなくて、じっと耐えて自分を貫かないといけない。そんで耐えたまま消えてしまうことも多い。資金が続かないことにはどうにもならない。もちろん同じことを続けていてもダメ、競輪は人がやることだからゲームの性質は株式投資よりどんどん変わっていく。戦法のはやりすたりも激しい。
わたしが競輪のことを書いても誰もわからないけど、競輪で鍛えた勝負勘とか身のこなしとか、それから胆力とか、これがあったからわたしは株式投資で成功したんだと思う。でなきゃ不敗なんてあり得ない気がする。本当に体の中からこみ上げる自信がないことには勝負にでない。この体の中からこみ上げる確信、そしてかつ確信でないものを激しく峻別する知性。その相克。これは説明できない。
競輪の場合は株のようにのんびりと勝機を待つことが許されない。もちろん選別はして勝負は絞るんだけど、それでも株のように現金抱えて暴落待つなんてできない。毎レース毎レース独立して勝負は連続していない。わたしは個人的には株よりもよく競輪で勝ち越せたなあって思う。ついていた。株のほうはついていないとか言わなけど、競輪に比べると力の要素が大きかったと思う。
それにしても誰にもわからない話題を書いてしまった。日本にわたし以外いるんだろうか? 車券師で競輪をしのぎ切り、株でもしのぎきって、また不動産でもうまくやって、サラリーマンもなんだかんだで勝ち逃げ、そして悠々の生活を得た人間は? わたしのことを理解できないって人がいるのも当然だと思います。
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