踏まれても踏まれてもついて行きます下駄の雪
2020年07月05日

結局そういう人を求めているということなんだと思う。何にせよ自分が共感を感じてついていくリーダーが欲しい。怪しい点はあってもあえて見ないか、見えなくなるか。信じたい面だけを心中に誇大に膨らませる。盲従的フォロワーの誕生である。興味深いのは多くのフォロワーは自分自身が冷静に判断をしてフォローしていると思っている。今後仮に利用されて損失を被ってもきっと指導者を恨みもしない。何か上等なバスの乗客になった気分。自分の意思でバスに乗ったのだ。損したら自分が悪い、それで良いのだろう。
心理として決して笑うことはできない。かの悪名高き宗教もそうだったし、歴史を紐解けばナチスや日本の軍国主義にも同質性を見ることができる。相場というのは全てを自分で決めるには、あまりに不安を感じざるをえない孤独な世界である。そこで人間の弱さがでる。誰か強力なリーダーについていきたい。導かれたい。その方が自分でなにかするより、ずっとましな気がする。そしてそこに仲間がいる。
これだけの人が一緒についていくんだ。自分ひとりでいるより心の支えになる。仲間と一緒に勝利をわかちあう、なんて素敵なんだろう。
歴史を振り返っても、そういう集団がまとめて勝ち組になることなど決してないのだけど、そういうことは考えない。むしろこの今憧れる指導者と支え合う仲間がいることの方が、ひょっとして結果よりずっと重要なのである。極端な話どうせ負けるしても孤独に負けるより仲間がいたほうがましである。痛みも共有できる。結論、リーダーを仰ぎ徒党を組むべし。これも自分の決断だ。悔いはなし。
わたしから彼ら彼女らに粋な言葉を贈ろう。まあ最初に書いたんだけどね。
踏まれても踏まれてもついて行きます下駄の雪
これに続きをつけよう
雪にかわりはあるじゃなし、溶けて流れりゃ皆同じ、、、、タッタン、タラララーラー
メロディが浮かぶ人はわたしと同年輩かそれより上かしら
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