幸運に備える実力

2020年06月29日
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株式投資
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15年も株ブログを読んでいての印象だから大きく外れてないと思うけど、成功者ほど運とか偶然を重くみる傾向がある。自分が成功してきた過程に大きく運が関与していたと考える。もちろん運だけで勝てると思っている成功者はいない。ひょっとして誰にでもやってくる幸運に対して周到に準備してそしてその時を生かせた人が成功を納めると考えている。ひらたく言えば運を生かすということ。そしてどんな幸運がやってくるか、具体的に輪郭が想像できて対処のイメージもできている。だからこそ動きも素早く運を掴める。起こりもしない幸運などは夢見ないし備えない。

そう考えると成功者になれない人には二種類いると言えそうな気がする。まず運を軽んじる人たちだ。あの人は偶然の運で儲けただけだから参考にならないとか言う人だ。運をどうやって生かすかという視点が弱い。下手すれば運を否定するする人もいる。そんな幸運ありっこないと。運を否定する人にはその通り幸運はやってこない。(気づかない)

もう一種類は、起こりもしない幸運を期待する人たちだ。自分に都合良いシナリオを作って、その幸運を待つ。幸運への準備なんてすっとこどこいだ。起こりもしない幸運に周到な準備もなく軽々と乗ろうとしている。恐ろしいのは本人たちは至極真っ当な目論見とささやかな望みだと思っていることだ。そういう意味では運を軽んじていると言えるのかもしれない。金額の多寡ではない。「株始めました!ブログ仲間から学んで早く毎日1万円勝てる力を身につけたいです。」十分根拠のない高望みだ。身の程知らず。

人口比率から言うと後者の方がずっと多い。でも前者はネットでよくみるいわゆる自称上級者とか、または狭い世界で上級者と持ち上がられている人たちだ。知識だけは見上げたもの。能書きはプロも舌を巻く。でも成功者にはほど遠い人たち。そういう前者が後者に向かって講釈を垂れて教えているのが株ブログの世界だ、とわたしにはそう見ている。後者を下にみる前者は多いけど、実は成功者への距離という意味では差はない。むしろ前者の方が成功者に遠いかもしれない。すでに幸運への扉を閉じ固めてしまっているから。

成功者はそんな簡単に教えられるものではないと知っている。さらに成功者は人から認めてもらう必要がない。結果が出てるからだ。結果が弱い人ほど簡単に人に教えて人の役に立ちたいなどと言う。実際自分が教えて成功する人など現れないのに。

さてあたなたはどっちですか? 笑 まあ別に例外はいないなんて言うつもりはない。あまり真面目に読まないことだ。


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Comments 4

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しこたまやま  

棚ぼた

その通りだと思います。よく「棚から牡丹餅」っていいますけど、棚の下で口を開いていないと、牡丹餅は口には入りませんよね。棚の下までどうやって行くのかが課題ですが(^^;

2020/06/29 (Mon) 15:30
川口晴朋(ハルトモ)

ハルトモ  

Re: 棚ぼた

いつもコメントありがとうございます。慌てて棚に手を伸ばして転ぶ人が多いんですよね。

2020/06/29 (Mon) 19:40

zukamifu  

本日の私のブログに許可なくリブログさせて頂きました。おそらくこれからも後許可のかたちになりそうです。
お許しを。

2020/06/30 (Tue) 07:26

ハルトモ  

Re: タイトルなし

zukammifuさんでしたら、どうぞどうぞです。ご自由におやりください。ただあまり持ち上げないでください。言い回しが上手なだけです。

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