四季報は読むだけじゃきっと不十分
2020年06月28日

間違えて買った横幅が大きい額だけど
ホームセンターで木を買ってきてのこぎりで切って
額の中にはめ込んだ
案外綺麗にできた
これならOKだ
以前はこういうことしないで買い直していたんだけど
ますますお金がかからない人間になっていく

こんな出来

ひさびさにスタバでコーヒーを飲んだ
座席が間引きされている
これなら怖くない
四季報読んでいる人がどうしてるか実は知らないけど、わたしは読むだけじゃだめだと思う。覚えないと。それも自分の言葉に変換要約して。数字は丸めていい。人それぞれどんな形でもいいけど、頭の中にごっそりと入っていることで、いろんなニュースとか出来事に対して、気づきを得ることができる。人がぼーと見逃すことでも、あれ、変だなとか、ひょっとしてとか、仮説を立てられる。その仮説を検証する。そこが他の投資家との差別化になる。全部覚えることはないと思うから、どう絞るかだろうけど。わたしなら業界。
わたしは会社四季報は読まない。自分の興味ある分野だとすでに知っていることしか書いてない。四季報読んで知るとしたらちと遅い気がする。企業内容で投資するなら読まないよりはいいだろうけど。もし会社のことをまじめに勉強しようと思ったら、まず最低業界新聞は読むと良いと思う。わたしの主戦場は自動車、自動車部品業界だったから、日刊自動車新聞とか。日刊工業新聞も読んでた。それと業界団体の発行物。
また業界が運営するライブラリーに行くと企業研究の書籍が並んでいて、例えばトヨタの全てとかホンダの全てとか、一冊10万円くらいするけどただで読めた。ざっと一社で数百ページ。企業についてありとあらゆることが書いてある。さらに国交省の出す法規制についての文書。アメリカとヨーロッパの法規制の文書も読んだほうがいい。英語は読めないと。さらに自動車技術の文献も読んだほうが良い。できれば特許資料も。後会社の年次報告書と財務諸表。もちろんライバル会社も含めて。それくらいを常に読んで、それで上に書いたように自分の言葉で頭に入れておく。言うならそれが世の中を見渡すセンサーになる。そこが出発点ということです。
例えば何かアメリカで事故が多発して騒ぎになる。法規制の動きが出る。それに対応する製品が必要だ。そういえば、あの会社はこの技術について特許を出していたな、転用できるんじゃないかな? それで調べるとあれ、やっぱり、開発してるよ。。と続く。最初に気づかないと先に行かない。
企業研究というと興味ある会社だけ調べてもダメだと思う。まず業界全体の地図と流れを把握して、その中で競合状態を把握していく。会社というのは変化していくもので、その先読みは業界の流れを知らないとできない。業界の流れにそれぞれの企業が対応して変化をしていくからである。言うならレアケースでない限り会社は勝手には変わらない。会社も生き残るために変わっていかざるを得ないから変わるのである。
投資はその上での理解力と判断力が必要だけど、それはテーマを持って辛抱強く何年も観察を続けると備わってくる可能性はあると思う。センスがあればだけど。
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