今の相場をどう捉えるか?
2020年06月24日
この話題って興味ありますか? 今の相場をちゃんと捉えることができて儲かるなら評論家はみな億万長者になるはずですがなってません。ブログでも相場観などと称してうんちくを垂れる人ほどろくに儲かっていなかったりする。わたしに言わせると、確かに相場はずっと見ていたほうがいいのですけど、ぼんやりでいいのです。捉えなければいけない大切なことは、自分の軸と相場の成り行きの位置関係です。

自分の軸というのは、自分の投資活動を貫く言うならフィロソフィーです。人生観にも近い。自分の軸と相場を両睨みにして、今は自分が何をすべきで、また逆に何をしてはいけないか、これを知ることです。視線は相場と自分と半々かむしろ自分よりです。たぶん儲かっていない人にはわからないかな。
相場ばっかり見ていてもダメだということです。わたしが知る限りやるべきことをしないで負ける人はそんないなくて、やるべきでない余計なことをすることで負ける人が多い。自分をちゃんと見ていないからです。たとえでいうと崖をジャンプするようなもんです。崖の幅は?深さは?、あるいは風は?もちろん見るけど、飛ぶのは自分なんですよ。そういう話です。
現金比率って言葉をよく聞くけど、どうやら定義が曖昧ですね。だって住宅ローンを抱えていて、それで現金が手元に500万円とかあって、それで300万円投資してたら、現金比率40%っていう人がいる。子どもの学費として貯金しているお金があって、手をつけてはいけない金なのに現金比率に組み込んで計算する人もいる。わたしに言わせるとそれって現金比率ゼロどころかマイナスでしょ。勘違いしてる人が多いみたいですけど、住宅ローンを抱えて同時に株を持つってことは、借金して株を買ってるってことじゃないんですか? わたしにはそう見える。
そういう人が今の相場とか語るとわたしなど笑ってしまいます。自分のことがわかってないのに相場なんてわかるわけないでしょう。

ゴルフ場のレストランから
インとアウトの最終ホールが見える
プレーぶりが間近で楽しい
あれ、あの構えじゃ寄らないだろうって思うと
本当に寄らない
自分のことは見えなくても
他人てのはよく見えるもんである
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