暇人はアンティークショップがお似合い
2020年06月11日

お日柄もよく自転車でおでかけ。埼玉県立近代美術館がようやく再オープンした。常設展は200円。今回はシャガール、ルノアール、ドニ、ゴーギャン、ピサロ、さらに日本人洋画家の斎藤与里の特集で、なかなか見応えがあった。ゆっくり、たっぷりと堪能した後、公園の噴水を前にお弁当でランチ。噴水は出方が複雑に変わり見るものを飽きさせない。水というのはなんだかリラックス効果がある気がする。

自転車で帰る途中に、最寄駅のアンティークショップと名乗る雑貨店に立ち寄る。こんなものを発見。600円。額をばらしてみると、印刷ではなく油彩であった。印刷よりはずっと厚みがある。マットに面金と言ってゴールドの縁取りがしてある。それほど安物じゃない気もする。お店の人に聞いてみた。この絵ってご存知ですか? 知らないという返事。雑貨屋だから絵の知識はないようだ。絵が好きなら誰でも知っていると思うけど。ということで600円でゲット。PAYPAYで払っていくらかキャッシュバックがある。

家できれいに拭き上げて、マットについていた汚れをカッターで削り補修剤を塗ったらまあいい感じ。絵そのものは問題ない。これを我が家の階段に飾ってみた。階段には小さな絵をあと1−2枚置いてもよいかなと思っている。

これはおやつ
頂き物だけど、小さなお菓子が800円なんだって
その後フィットネスジムで汗を流す
今日も6キロ走った

夕食はかみさん手製のチキンと野菜のヘルシーカレー
株については方針変更はない。もともと株さえリタイアしたくらいの気分でいたけど、あんまり下がって買えるレベルになれば買ってもいいかなというノリである。今更違うことをする気もない。お金がもっと欲しいという人とは違うのである。また株が好きで辞められないという人とも違う。今更ハラハラドキドキも一喜一憂も面倒である。また今の生活をリスクにさらすメリットもない。でも一応マーケット観察は続ける。そうしないと何かあっても動けない。まあ簡単なもんである。見てるだけ、だ。
株で出番がなければ不動産を買うという手もあるけど、これもよほどの出物がないと動けない。不動産はそんなうまい話は回ってこない。だいたいこれも金と同じであんまりたくさんあってもしょうがない。ほとんどの人は生涯で家一軒が精一杯。それも長年のローンで。わたしが直接知る知人友人でも別荘を持っている人間はいない。わたしでたいしたもんだ。また賃貸用物件なんて手間もかかるし出口が面倒で買う気もおきない。
そういうことで、株も不動産も出物がないので、アンティークショップで出物を漁るのがわたしにはお似合いというわけだ。雑貨屋には額付きの絵がたくさん置いてあったけど、額だけでも損じゃないなと思えるものがいくつもあった。時々覗いて、手頃なのがあれば、中古の額を買ったと思えばいい。額は別に古くても壊れて汚くなってなきゃ問題ない。出物を手に入れるのは気分が良い。株も不動産も趣味じゃないけど、言うなら、わたしは出物が好きなんだね。そもそもわたし自身も出物だしね。
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