親切が親切にならない世界

2020年05月26日
0
株式投資
家のそばの遊歩道を走ってもいいのだけど、気が向いて車でほどなくの自然保護エリアに。そこでウォーキング&ジョギング。時折足を止めて写真を撮るけど、花の名前がまったくわからない。60年以上生きてきて、こんなことも知らないのか、と自分で呆れる。きっといびつな知識欲の成果だ。つまらない知識ばかり溜め込んだ半生。だがここ10年くらいでそれらはほとんど忘れた。なんだかそれが嬉しい。たぶん忘れた方が良いものを忘れたんだろうって思う。

15903977910.jpeg

15903978040.jpeg


15903978330.jpeg

15903979550.jpeg


15903977760.jpeg

ちなみに花の名前を知りたければ
グーグルレンズが便利だ
画像を指定すればそれがなんだかなんでも教えてくれる
そう言えば尾瀬に行くために花の本を昔買ったけど
今はそんなもの要らない時代ってことですね

株では100人中勝てるのは5人だという話があって、もちろん統計なんてないから、5人じゃなくて4人かもしれないし7人かもしれないけど、ごく少数ということは間違いないと思う。さらに100人中のその5人を見たら実はだいぶ差があって、5人の儲けの多くは一番上の一人が取ってしまうという構図じゃないかしら。

いずれにせよ100人中5人しか儲からない世界。これをまず真正面から見る人が少ないですよね。もしこれがなんかの採用試験とかあるいは受験だったら、みなさんまず何を考えますか? 100人受験して5人しか受からない、倍率20倍、じゃあ自分は今100人中何位だろうって、誰でも考えるんじゃないかしら? それでもし自分が50位だったら、どうします? なんとか5人に入ろうと必死になんかするか? それとも狙いを変えるんじゃないでしょうか? なんにせよ50位のまま受けたって受かりっこない。ところが株の世界で50位でも、自分が何位かも考えず、平気でみんな売買するんです。最初は勝つこともあるかもしれないけど長くやれば結果は見えている。逆に言うなら自分が50位だってことに気づければ見込みがあるほうくらいなんです。

株が怖いのは、身を持ち崩すような大敗、悔やんでも悔み切れない大負けをする人間は、だいたい株の世界では上級者に属する人たちだということです。つまり100人中5位には入れないけど、上の方、例えば10位とか20位の人間、これが一番危ない。なまじ知識や技術を身につけているだけにそれが仇になって、行くところまで行ってしまう。自分が正しいって妙な自信があるからどこかで巻き返せると思うのでしょうね。阿佐田哲也の麻雀放浪記を読んだって、腕に覚えがある人間ほど強烈に痛い目に遭う。上手くなるってのは自分の中に悪魔を育てることで実は怖いことなんです。この理屈が骨身に染みてわからない人間が身を持ち崩す。

もう10年近く前ですけど、株の初心者の人が信用取引についてネットの掲示板で質問していて、それで上級者と言うかベテランが親切に教えていたんです。わたしは危ないなって思ってみてました。だってどう見たって、教えている方だって100人中5位に入ってないんですよ。本物は怖さを知っているから下手に教えないんです。ひょいとは教えらるもんじゃない。教えたことそのものが間違っていなくても、それをおかしく自分でしてしまうことがあまりに多いのが株です。

そこで教えられた初心者がすごく感謝して、ありがとうございますとか言っている。それで教えられた通りにやりだしたんです。その人は最初はよかったけど、どこかでおかしくなって、それで不味いことになってきたなんて書いていたけど、その後退場してしまいました。大きく負けたようでした。自分をわきまえて大人しくやっていれば、あるいはやらなければ、大敗しないで済んだはずだと思います。一方教えた方は自分が悪いことをしたなんて気持ちはさらさらないんです。むしろ自分は親切だと思っている。そういうことで株の世界では親切が親切にならないのです。

よくブログで読者のみなさんには儲けて欲しいとか平気で言う人がいる。でも100人中5人って数字は変わりっこないんです。たった10人の読者でもみんなで勝つ確率は20分の一の10乗ですよ。それが100人、1000人となったら? もう計算できませんよ。これはコメント欄のやりとりでも同じです。わずか数人集まってもみんなで頑張りましょうなんて、言えるわけがない。むしろ逆なんです。勝ち組は負け組の負けから自分の勝ちを拾ってくるんです。食うものと食われるものが仲良くできるわけはない。(仲良くする悪い人もいます。)

そういうことで、株の知識より、外を歩いて花を愛で、草木の名前を覚えた方がどれだけ人生にプラスになるか? てお話です。でもね、きのう全部調べて寝たんですけど、起きたらほとんど忘れちゃってる。 まあいいや、その方が幸せかもしれない。何度でも調べて新鮮に感心すればいいからね。

関連記事
ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
自己紹介へ

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿