勝負における余裕の大切さー余裕資金とは?

2020年05月02日
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株式投資
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娘が作ったこの坦々麺の出来栄えは
近隣の中華店と変わらない

辛くてカッカしてくるけど
怒りでカッカするよりずっと体に良い感じ
(程度問題だけど)

コロナ騒ぎが始まってから、他人の批判、バッシングをあらゆるフェーズで見るようになりました。言っている内容が正しいとかいう以前にその言い方はないんじゃないのと感じるケースが多いです。怒りが前面にでてるんですね。わたしは、人様を怒るほど自分は立派な人間じゃないって基本的に思ってますし、人を怒れるほど立派な人も実はそんないないとも思ってます。

気に食わない人間・おかしい奴だと思う人間に強い怒りを感じ、それを発露するのは、それはその人に気持ちの余裕が足りないということだと言えるかもしれません。わたしは怒りの代わりに笑いをお勧めします。気に食わない奴は笑い飛ばせばいいのです。そんな気持ちなかなかなれない? 良い方法があります。

笑い飛ばす代わりに、皮肉でも揶揄でもいいんです。いわゆるエスプリです。そうしますと、それを聞いた人間読んだ人間が笑ってくれる。であればそれは笑いを呼ぶという意味で怒りよりずっと上質です。怒りは笑いを呼びません。(たまに笑える怒りもあるんですけどね)。

エスプリの要諦はセンスの良い言葉選びにあります。怒りの言葉を発する前に一呼吸置いて、どう表現すれば受けるかな?笑えるかな、と考えるのです。それで辛辣な皮肉でもかませばよろしい。もちろん言われた人間は愉快じゃないですよ。でも言い合い怒鳴り合いよりずっといい。言うほうもそれなりの理由があるから言うわけで、つまり言いたいことは言ったほうが体に良いので、どうせ言うなら、せめて笑いを呼ぶように、という話ですけどね。

おもしろいもので、そうやってどうやって皮肉ってやろうかと一呼吸置くと、実は相手の言い分にも一理あるなとか思えたり、一理あるとも思わないまでも、なぜそういうことをするのか言うのか、わかるような気になったりするんです。エスプリというのは知性がないとうまくできないんです。

そういうことで余裕があることでいろいろ態度も行動も変わるわけで、これは相場にも当てはまって、であれば自分の余裕を大切にすることは考える価値があるというお話。

おそらく余裕資金という言葉の定義がわたしは他の人と違いますね。わたしが思うには余裕というくらいだから余裕を失わない範囲が余裕資金なんです。例えば余裕資金が一千万円ありますって言う人がいる。その人が株でも買って500万円つぎ込んだとする。現金が1000万円のときと同じ余裕でいられますか?同じ余裕でいられる範囲があなたの本当の余裕資金です。それを超えると判断をよく間違える。ちょっとした状況の変化であせる不安になる。これでは余裕資金とは言えません。わたしの場合はまあ30%を超えたら平常心とは言い難いですね。なにせメンタル弱いですから。

そんな事言うけど、ハルトモは最初のボッシュで満玉勝負しただろう、て人もいるでしょう。人生だからそういうことが一度や二度あってもいいじゃないですか? そういう勝負をするなんてのは滅多にできないです。普段から切った張ったとメンタルを消耗してしまうと、いざという時の大勝負で足がすくんじゃうって気がします。お金と同じく自分のメンタルの余裕を大事に育てる。そのための普段からの心がけと努力、そしてここぞと言う時に解放して鬼神の如く突き進む。そんな感じですかね。

そういうことで、余裕資金てのは人に聞いてはだめです。また自分の基準が他の人に当てはまるとも思わないことです。人それぞれ、生い立ちから今ある環境は同じじゃない。性格だって人それぞれ。ただ全体に言えることは、世の中の多くの個人投資家は余裕資金に対する見立てが甘いとわたしは思います。平気で資金の半分とかそれ以上建てる。自分のメンタルを過信してるんです。それでちょっと揺さぶられると、狼狽したり動揺したり、中にはパソコンの前で怒ってマウスを投げる人とかいるらしいじゃないですか? それで仮に結果いくらか儲かってもは幸せになれないとわたしは思いますね。

みなさん、幸せを手に入れたくて投資をしてんじゃないのでしょうか? それが足元から怒りや不安や動揺と戦っているようじゃ、先が思いやられるってことになりませんかね。

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