テレワークを甘くみてない?
2020年04月16日
ゴルフ以外にお出かけはない状態
家にいてもと、こんな塩梅にしてみた
缶ビール飲みながらランチ
そんでブログでも
これはテレワークと言うんかな?
報酬を伴わんな
以前勤めていた外資系企業だけど、辞める前二年ほどはホームオフィスという制度を作らせて自分がその適用第一号になった。わたしが辞めたら廃止されたそうなんで、わたしのために作らせたような制度だった。お客に行くときは部下が家まで迎えに来てまた家まで送ってもらう。会議は全部電話会議。たまに突っ込んだ会議をする時は家にきてもらう。王様みたいな社員だった。
もともと海外とは電話会議が多かったし、部署も点在していたので電話会議には慣れていた。ただこれは簡単に慣れるもんではない。というか簡単に慣れるけどうまくやらないと生産性が非常に落ちる。ちまたではコロナでテレワークになって、いいじゃないなんて好意的な反応が多いけど、それは楽になるには決まっている。ただ以前と同じようにもし仕事ができるってことは、まず日本の会社だったら、ないだろうね。結構難しいですよ。テレお世辞とか、テレ言いなりとか、テレおべっかとか、簡単にできないですよ。それといわゆる忖度が難しくなる。
世界中に支店工場研究所があったんで、そのコミュニケーションを円滑に図るというトレーニングがあって、言葉は忘れたけど、その国ごとに実際に交わす言葉がどれだけコミュニケーションに寄与しているかという数字があった。つまり日本人なら誰でもわかっていることがあって、そういうものは日本人はわざわざ言わない。言うとまた別の意味になる、ってことが多い。だから直訳すると欧米人には理解できない。加えて視線とか態度とか言葉以外で何かを語ることも多いのが日本人。いわゆる察してくれよという世界である。政治家なんてほとんどその世界だろう。
ということでテレワークというのはあまり日本人には向かないとは思うけど、それでもやりたきゃやればいいとは思う。国民的にだんだん慣れていくというのは悪いことではない気がする。ずっと将来はたぶんそうなる。会議だってフォノグラムみたいにまるでそこにいるかのような技術もきっとでてくる。スター・トレックとかスター・ウォーズみたいに。ただそんな簡単には行かないでしょうというのが実際経験した結果。電話会議だと決意とか覚悟とか伝わらない。なんとなく画面の向こうにいる人間てのはのんびりしてるように見えるのである。というか実際ノンビリするね。それを見てイライラする上司がいる。実は今までは従順な部下の姿がみえていたから伝わったと満足してたんだね。まあいろいろやってみたら良いと思う。面白いから。
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