日本のコロナ検査体制はわざと遅らされているのではないか?

2020年03月10日
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株式投資


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確定申告を提出した。税務署のウェブサイトで入力・印刷して税務署まで持参する。郵送でも良いけど近いので持っていく。今年は数十万円が還付になる。すでに源泉徴収されている税金が返ってくるのはとても良い気分である。ということでお祝いをすることにした。身内の外科処置の快気祝いもある。暴落に出動する前祝いはしない。だいたいまだ何も儲けていない。ただ怪我がないだけで割とご機嫌な部類かな。世の中が沈んでいる時に一緒に暗くなる気もないけど、ことさらはしゃぐわけでもないです。

コロナウィルスの株価への影響を見る時にウィルスが収束すれば自然と株価も戻るでしょう、などという見通しが大証券、大銀行から出ていてわたしもいくつか読んだ。これはそう言ったほうが商売がしやすいという思惑が入っている。自分たちの得にならないようなレポートを高いコストをかけて、彼らが出すわけはない。わたしは株価以上に実体経済への影響を気にする。経済は体みたいなもんだから、病気になってそれで治るのも良いが、すぐさま病気前のように飛び跳ねるわけにはいかない。自動車業界など一年がかりで在庫調整が行われてそして需要が戻るに連れて生産もとに戻るのにざっと二年ぐらいかかったというのがリーマン・ショックの教訓である。

仮にオリンピック前、早めに収束したとしても2020年の企業の売上が20%も減れば多くの企業は赤字に転落する羽目になる。ボーナスも昇給も絞らざるを得ない。個人消費はそもそも消費税増税でシュリンクしていたのがますます萎む。税収もしぼむ。赤字減益決算見通しがずらりと並んで、それでも株価だけ元気よくもとに戻ると言われても、わたしははいそうですかと頷くことはできない。これが収束が長引けばどれほど恐ろしい影響が景気にでるか想像に難くない。こんなもの誰でもわかることじゃないのかしら? わたしが言っていることは素人の戯言なのだろうか?

日本は世界でもっともコロナウィルスの検査体制が遅れていると国会で参考人が証言しているのを聞いた。国家権力が検査体制の集中管理をしているのが問題だとも指摘していたけど、なるほどと思った。国家が検査の量を抑えているんだとわたしは思う。検査しなければわからないで終わってしまう陽性の人間も数多いはずだ。それをたくさん検査して、すなわちたくさん陽性が出ればますます大騒ぎになる。オリンピックも延期だか中止になる。そんな事態は許されない、数を抑えろと官邸が言わなくても、何心配ない、我が国にはそんたくに長けた高級官僚がずらりと連携してこの国を支えている。わたしはこの国の権力構造ならやりかねないと邪推している。



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Comments 1

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金田勘十郎  

全くご指摘のとおりです。
相場の乱高下よりも、落ち着いて日々の仕事に勤しむことが出来る環境が少しづつ失われていくことのほうが深刻な問題であります。
これによって、生活の糧まで失われては、真面目に仕事に取り組む人が、いなくなってしまいます。

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