PBRって大切なんですか?
2020年03月07日
朝食に自宅でオムレツなんて
どれだけの人が食べてるのかしら
先日PERの話を書いたけど、PBRって数値もありますよね。わたしはPBRを意味がないとまでは言わないけど、これって証券の営業マンとか評論家が素人を株を買わせるための用語じゃないかしらって思ってます。この会社お得ですよって売り込むわけです。会社を清算したら返ってくるお金と株式の時価総額が同じだとPBR=1だとか言うけど、実際清算したなんて聞いたことないでしょ? それにいざ清算したら帳簿の数字通り売れるわけがない。
百億円で工場建てた、帳簿に百億円て記入する、そんで, やーめた、誰か買ってと売り出したら百億円で誰が買います? なんかどっかの不動産屋が資産2億円を作る方法なんて宣伝してるけど、2億円で土地建物買わせてそれで資産2億円て言うのはいいけど、じゃあやめたと売り出したら二億円どころか一億円でも売れないなんて話になります。それと似た話じゃないですかね。
結局投資するにも会社を調べて知らないといけないんだけど、それを手っ取り早く簡単にやりたいんでしょうね。PBRいくつじゃなきゃいけないとか、あるいはこっちは2でこっちは3だから3の勝ちってノリ。会社なんて本気で知ろうとしたら数えるほどしか調べられないはずなんです。わたしで片手で精一杯です。
でもその前にどうやって調べたらいいかわからないのかもしれない。言えることは一社調べるためには競合企業から業界地図から詳しく調べないといけない。日産に投資しようとするならトヨタ、ホンダ、マツダとかあるいは海外の自動車メーカーなど多岐にわたって比較しないといけないとわたしは思います。
結局会社というのは、PERとかPBRとかが高い順に生き残るわけじゃないのです。(無関係とは言いませんけど)、重要なのは総合的な競争力です。その会社がどんなに頑張ろうと競合会社の方が上手なら市場では負けてしまうわけです。だから業界もよく知らないといけなくなる。調べることなんて数限りなくある。よく知りもしないいろんな業界でいろんな会社に手を出すなんて、よくできるなってわたしは思ってます。
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