人生の経済レベルをグラフにすると
韓国映画パラサイトがアカデミー作品賞また監督賞他4部門を受賞した
アジア映画として快挙であるが
アカデミー賞も変わってきたんのかなという感慨も感じる
正直首を傾げるような受賞作も多々あったから
とうことで
祭日ということでゴルフではなく夫婦で映画パラサイトを見てきた
娘はとっくに見たんだそうだ
ネタバレになるからあまり内容は書かないでおくが
さすがという映画であった
立派な娯楽作品でありかつメッセージ性を有している
手短に言うなら金持ちと貧乏人の話である
映画の話でないが
おもしろいことを考えてみた
裕福度というか貧乏度というか
人それぞれの経済レベルを国民の上から順番に10段階にわけて
それで自分の人生の10年ぐらいでプロットしたらどんなグラフになるかである
縦軸が10段階で横軸が年齢にすると
わたしはたぶんこんなグラフになる
富裕層の家に生まれてどん底まで落ちてそこから
40代半ばで富裕層に
そこから資産は増えても10段階の10だからはグラフは上に行かない
あくまでも金だけの話だけど
一億人落ちて一億人以上抜いた
こうやってグラフだけ見ると
なんか最初の富裕がけっこう大事だったかもしれないって気がする
なんと言うかジェットコースターみたいなもんで
落ちる勢いも凄かったんでそこで跳ね上がるパワーが生まれたとか
人生振り返って案外当たっている気もする
やはり人生、長く生きて
どこかで裕福になったほうが良いとは誰も思うことだろう
できるならなるべく早く
わたしはかなり早いほうだろう
思うけど
そこそこ裕福な家に生まれてそこそこ裕福な一生を歩むのと
貧乏な家に生まれてそこからのし上がって裕福になるのと
どっちが幸せなんだろうか?
裕福な家に生まれて裕福に育てば
人の言うことを素直に聞ける人間に育つ
いわゆる気持ちがまっすぐないい人
また自身が裕福だから他人を差し置いてとか考えない
そんなことする必要がない
ところがいくら裕福な家の子でも生きていけばいろいろ苦労はある
貧乏人とも接する機会もでてくる
そこで人間の嫌な面を見ることになる
貧乏人からすれば当然のことが
裕福な人間から見れば
せこくて自分勝手に見えたりする
わたしの場合は貧乏人だろうが金持ちだろうが
どっちでもなるほどなって感じることができる視点があって
人の態度に驚いたりがっかりすることはあまりない
人から裏切られたなどという人はたいてい裕福な人だ
貧乏人はまず裏切るような人間が寄ってこないし
奪われるものもないし
そもそも貧乏人はいわゆるいい人じゃないから
そんな簡単に人を信用しない
まあ簡単に結論づける気はない
人それぞれ人生はもっと複雑だ
ただ言えるのはわたしみたいになれるなら
貧乏も知っておいて損はないってことだ
映画の後はまだ陽が高いけど
最寄駅では最近評判の
ワイン+イタリアンバーに
なかなか丁寧に作られていて美味しかったです
- 関連記事
-
-
買うべき株価を算出する人たち 2022/01/14
-
Chromebookのように恬淡飄々と生きたい 2023/04/18
-
これだけ不動産が高騰しても社会問題にならないのが不思議です 2023/03/31
-
伸びる会社をどう見つけるか? 2022/06/15
-
専業 2015/01/13
-