貧乏には面白くない風潮

2019年12月24日
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日々の雑感ーリタイアライフ
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カミさんの作るハンバーグは豆腐が入っていてカロリーが低いけど、おいしいのでたくさん食べてしまう。ダイエットには決して効いてこない。まあどうせたくさん食べるからとカミさんが工夫してくれている。ありがたいことである。

断捨離なんて言葉が流行り出してから随分と経つけど、必要ないからと気前よくゴミとして出すんじゃなくて、できるならなんでもお金に替えようという風潮だと思う。それでメリカリとかヤフオクを使いこなして家にある物をそれこそなんでも売ろうという人間がやたら増えている。昔だったらリサイクルショップに持ち込んでも二束三文で売る気にならなかったのが今は直販ということでけっこう良い値段で売れる。

こういう風潮だということはだ、つまり以前は人に物をあげる、貰うというなかなか味のある文化があったのに、それが消えてしまうということである。昔はゴルフクラブだって初心者は先輩とか親戚から貰ったものである。それ以外に、あー丁度あるから持っていっていいよ、えーこんなの頂いていいんですか? ありがとうございます、とか言うならこれで貧乏人はけっこう助かっていたって面はあったと思う。

近所の人に自転車とか三輪車とかあるいは子供服や玩具なんぞあげたり貰うってのは、近所付き合いの潤滑油にもなっていた。今はそれがない。一方はメルカリで売り、一方がヤフオクで買う。これでますます格差が拡がるというほど大袈裟なものじゃないけど、やはり買えばいくらする物を貰えていた時代ではなくなってきているということで、貧乏人には面白くない風潮だと思う。

物を貰うとどんな気分になるかと言うと、あ、ついてるな!って気分である。助かったなとも思う。それは貧乏人にとっての細やかな僥倖であった。今はそれがないと言うことは、日々の暮らしをしていて、なんでも金に置き換える風潮で、つまり効率優先だから、儲かった、得したなんてなかなか感じにくい時代になっている。

一方でネットを駆使して物を買うサービスを手配するなどは、やけにプロセスも複雑になってお得だお得だと、画面では連呼しているけど、よく調べると実は安くもなかったり、あるいは特典だキャンペーンだとか見逃して、本当はもっと安く買えたのにと、なんだか損したという気分になるという機会がとても増えていると皆さん思われないか? 実際絶対増えていると思う。あるいは知らずに高いまま買うとか。

つまり普通に暮らしていると、一般庶民は、得したなと思うことはあんまりなくて、損したなと思うことが随分と増えているってことである。これがなんだか庶民の気持ちを沈ませて、購買欲も萎ませる遠因になっているような気がわたしはする。あんまりいい時代じゃないんだろうね。わたしみたいに欲しいものはなんでも買える人にはどうでもいいことだけど、こんなこと気が付きもしない貧乏人の代わりにわたしが憂いてあげているということである。なにせ暇なんでいろいろ考えつくのね。

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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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