夫婦喧嘩
2013年06月11日
児童養護施設の子供に聞かれる
「ハルトモさんって夫婦喧嘩しないの?」
「まずしないね。」
そう答えると驚く
夫婦というのは喧嘩するものだと自分の体験から思っているのだ
児童養護施設にいる子供で
両親の夫婦仲が良いというのは極めて稀である
ほとんどは離婚しているか別居しているのだ
また死別というのもある
夫婦喧嘩が絶えない家庭の子供は
可哀想だ
わたしは幼少期親の夫婦喧嘩ばかり見ていて
子供心に嫌だった
だから夫婦喧嘩の多い家庭には絶対したくなかったが
かと言って我慢しているのもおかしい
そう思っていたが
思っていた以上に喧嘩がない
その理由はうちは明白だ
みさんが聡明だからだ
頭のいいかみさんを持つというのはとてもいいことだが
聡明なかみさんのおめがねにかなうハルトモ君も大したものだ
と書いて
変な小話を思い出した
江戸時代のこと
武士が夜中に厠に行きたくなった
だが、真っ暗で怖くていけない
そこで奥方を起こして厠についてきてもらうことにした
自分が用を足す間、外でかみさんが待ってくれているが
武士が中から声をかかける
「お前、こんな夜中に外で待っていて怖くはないのか」
「ちょっとも怖くありませんわ」
「うむ、さすがは武士の妻じゃ」
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