カモを追い込む人間の卑屈な目つき

2019年11月24日
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株式投資
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二日連続で都心に車で出た
こういう標識があると無料で駐車できる
今日は渋谷まで、呼吸法の稽古であった
20年も通っている
よくわからないけど楽しい稽古だ


もう20年以上前の話だ。静岡競輪場から帰る道すがら見たものは、確かピースだかの箱になんか入れてそれで全部で箱が三つあってくるくる動かしてそれでどこに入っているか当てさせるというゲーム。ちゃんとサクラがいて5千円賭けて1万円をもらっている。それで俺もと賭ける人間から5千円を巻き上げる。うまく何度かやらせれば2−3万円とかにすぐなる。でもインチキで絶対当たらないようになっている。一歩引いて冷静に見ていると殺しにかかかる目つきというのは独特である。なんとも言えぬ相手の様子を伺う目つき。それでカモが5千円を出して賭けようとするので、わたしが思わず、ああ、と声を出すと、仕切る男がドスの効いた声で言った。頭のいいお兄ちゃん、消えな、と。消えなきゃどうなるかわかってんだろうなという響きであった。わたしは大人しくその場を離れた。彼らの商売でもある。カモになる人間を助ける筋合いもない。わたしが大人しく去った時のその男の目つきは今でも覚えている。言いようもないくらい卑屈な目である。その卑屈さが安堵する様。

後日だが、それと同じ目つきを大企業の社員から見ることになる。シゲちゃんは他人なんでお金のことは放っておいた。シゲちゃんはわたしのお世話になる気はなかった。だが誰も面倒を見てくれないのでわたしに助けを求めてきてわたしが財産管理をすることになった。そこで驚いた。日光証券(仮名)清水支店にシゲちゃんは口座を持っていたが、その運用の中身は外貨建てとかデリバティブとか簡単に素人が手が出せる代物ではない。80歳の一人暮らしのおばあちゃんに売るような代物ではない。損失は1000万円。だがシゲちゃんは自分が損していることもわかっていなかった。毎月配当をもらっていたからだ。元本が激しく減っているけど毎月配当がもらえるので喜んでいたのだ。

わたしがシゲちゃんと店舗に赴くと、緊張した表情で日光証券(仮名)清水支店の課長と担当者がでてきた。担当者は何代目かであった。おそらく美味しいカモだと引き継ぎを受けていたのだろうが、緊張した面持ちである。わたしはそこで争うは辞めた。法的に訴えても面倒なだけである。金ならわたしが持っている。訴えてもめるより自分が稼いだ方が手っ取り早いくらいだ。それでわたしが訴えたりモメる意志はないと言うと、日光証券(仮名)の課長と担当者は、わたしが静岡競輪場の外でカモを狙う男とまったくおなじ目つきをした。言いようもない卑屈な安堵の目つき。

怪しい株のサイトはいくつもある。ほとんど知識も経験もないど素人が群がっている。絶対にあなたを儲けさせます、わたしについて来てください。信じるものは救われるみたいなノリ。魂胆はどんなものか見ていればそのうちわかる。どこの誰か知りもしない人間を無料のボランティアで儲けさせる人間などいるわけがない。

とても残念なのはその仕掛け人の目つきをネットなんで見ることができないことである。目つきをみれば一発で見抜く自信がわたしにはあるけどあいにくネットでは見えない。まあ目つきはともかくそんな親切な人間などいるわけがないことはわかりそうなものだけど、でもいろんな不動産投資とか、あるいは株価操縦とか、ちょうちん着けさせての逃げとか、はたまた直接的な詐欺とか、よくもまあ騙されるなと感心するような手口でもちゃんと引っかかる人間がいくらでもいるのである。やりたくなる人間が後を絶たないのもわかる気がする。

ちなみこれはわたしの自分の経験で身につけた個人的な勘だけど、カモを殺す目つきをするのは体にとても悪いと思いますよ。お天道様は見ていると思いますね。

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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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