買い煽り(売り煽り)というビジネスモデル
2019年11月23日
どうせネットは匿名だからまたどこかでサイトを立ち上げる。それを繰り返せばそれなりに儲かる。かぼちゃの馬車ではないけど世の中にはカモはいくらでもいる。これだけで食っていけると思う人間がいても少しも不思議ではない。儲かるならやるという人間は必ずいる。
こんなことをして倫理的にどうのと言う前に、法的に問題はないのか? どうやらグレーゾンはあるけど、ポイントを押さえてやればうまく逃れることができるようだ。過去に慎重でない人間が摘発されて有罪になってるけどそのパターンをうまく避ければよい。嘘を広くばらまかないことである。そのポイントを押さえてうまく自分を信じさせれば良いのである。
買い煽りと言うとかなり下品でオラオラというイメージがあるけど、実際はもっと巧妙である。何と言っても信者を作らないといけない。そこには慈悲とか愛とか連帯感とか、あらゆる手練手管を使う。ネットなんてどうせ嘘でもなんでも良いのである。適当なプロフィールを書けば済むこと。危うくなれば消すだけだ。
こういう話を書くと騙すほうが主役に聞こえるけど、それは違うような気がする。主役は常に騙されるほうである。騙される人間がいるからこその騙す人間である。きっと騙される人間がこの世からいなくならない以上それを利用する人間はいつづけるんだろう。
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