浅草の寄席に行こう
2019年11月20日
時々浅草の東洋館といういろもの寄席に行く。日本で唯一のいろもの寄席ということになっている。
2500円か3000円で4時間以上、たくさん芸人が出てくるので吉本よりずっとお得だし、そもそも芸人のレベルが高い。もし行ったことがないなら強くお薦めする。館内は飲食自由なんで飲み物や弁当、つまみを持ち込んだら良い。(売店もあるけど高い)ただしゴミは持ち帰れと言われる。短い時間なら買い物にも出れる。
主催団体は漫才協会、ボーイズバラエティ協会、演芸協会とあって、それらが持ち回りで10日単位で主催者が代わり、それぞれの日付で出演者も変わる。わたしの好みは漫才協会で円熟の漫才が楽しめる。今日は演芸協会主催であった。演芸協会はピン芸人が比較的多くてあまり好みでない芸人が多くて避けていたのだけど、出演者を見ると見たこともない芸人がけっこう多くて行ってみようかという気になった。11時半に弁当持ち込みで入場、代金は2500円。一番前の席に陣取り。まずはビールそれでおつまみの焼き鳥。
12時になると開演で終わったのが4時半、たっぷりと楽しめた。今日は魔族というコントが大笑いなんでおひねりで1000円を出した。けっこうベテランでそれでコンビ解散して2年前から再結成の上再スタートしたらしい。初めてみたが傑作であった。ほかのお客も一人おひねりを出していた。その次の次くらいの芸人にもおひねりが飛んで、それで続く芸人たちは今日の客は気前が良いと思ったのかもしれないけど、あいにくもうおひねりは出なかった。
やはり相当おもしろいと思わないとおひねりは出せない。ということで3500円でたっぷりと笑った。最前列に座っておひねりで1000円くらいは出すつもりで行ったほうが楽しめると思う。芸人の前で財布を開くのは粋じゃないので、最初に1000円札1−2枚をポケットに入れておいたほうが良い。浅草とか上野には落語の寄席が多いけど、漫才やコントを楽しもうと思ったら東洋館一択である。
だけどいつ行っても空いている。たまに客が多い時は新聞社かなんかの招待客である。つまりただ客。こんなに安くておもしろいのになぜみんな行かないのかなと思う。地方の人なら東京観光に組み込んでも良いと思う。
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