会社をよく知るということ
2019年11月16日
リゾートマンションから美しい虹が。紅葉に映える。
遠方の山は那須山
仕事がらいろんな 自動車メーカーに訪問したんだけど、これは以前も書いたかもしれないけど、日産自動車の本社のトイレにはウォシュレットがひとつもついていない。今は知らないけど少なくともわたしが訪問していた時期にはなかった。トヨタに行ってもホンダに行っても、いやどこの自動車メーカーに行ってもウォシュレットがあるのに、日産だけなかった。
これは一体何を意味しているのか? そこからは想像力の世界である。これだけ大きい会社だからつけたいって思う人間は必ずいるはずだ。だがその稟議は通らないか、あるいはあげるまでに至らないか?なんかあるわけだ。じゃあそういう会社ってどういう会社だ? もちろん結論は出ないが、そこで自分の記憶にストックをしておく。
以前こんなことも書いた。確かボッシュである。工場のエントランスに垣根があって殺風景と思ったかたぶん総務課の人間が花壇を作った。その花壇が訪問者の心を和ませる。さて総務課の人間が花壇を作る会社はどんな会社だろう?やはり想像力を巡らす。それもまた記憶に留める。
こうやって、人が見過ごすようなことに観察の目を向けてさらに想像力を逞しくして、加えて慌てて結論を出すのではなく、じっと記憶を寝かせておく。これがいくつも重なることで具体的なイメージが生まれてくる。これがいざという時の勝負に生かされる。あるいは危ない会社に近づくことを避けさせる。これがわたしにとっての会社をよく知るということである。
よくPDCAサイクルなどと言うが、わたしの場合は、観察ー気付きー仮説ー行動こんな流れかな?
ちなみにPDCAサイクルってなんの略か?
1. PLAN
2, DELAY
3, CANCEL
4, APOLOGIZE
なんだって。同級生の某大学法学部長がSNSで書いてた。政治とか行政の話だね。民間だと最後のAに何を当てようか?
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