葬式の思い出
リゾートマンション購入の不動産取得税の払い込み用紙が到着した。十数万円である。だが事前に県税事務所に相談してあって、担当者からはセカンドハウスとして減免対象であるとの回答を得ている。その担当者は親切で払い込み用紙と一緒に減免手続きの申し立て書とその記入例まで同封してくれた。購入以来の使用状況(月に何日使用しているか)と購入以来の電気料金の領収証のコピーを同封して返送してくれとのことだ。どうやらそれで十数万円がゼロになるみたいだ。助かるね。
叔父さんの葬式に出たんだけど、参列者は身内六人だけ。それで随分と質素な葬式であった。それで思い出したんだけど、昨年の茂子さんの葬式は参列者五人だった。我々家族とかみさんのお母さんとお姉さんだけ。でも家族葬ではなくて一般葬という規模でお願いしてさらにオプションで花壇を大きくして色付けまでしてそれで送り人を呼んでユカンというお風呂から化粧まで丁寧にやってもらった。写真は個人名が入った花を置く前で、この後さらにみんなの名前で花をずらっと後ろに並べてなかなか立派になった。しつらえだけならたくさん弔問がきそう。でも五人。さらに静岡の菩提寺の住職もお願いして来てもらった。それも二人。葬儀屋が珍しい葬式だけどとても良いですねと笑っていた。茂子さんが望むようにそしてふさわしいようにやったらこうなっただけである。茂子さんはお花が大好きだったから花いっぱいの葬式にした。
親父の葬式は親父の知り合いは来なかったけど、それでも結構人が来た。若くして死んだから親戚全部集まったし、私の友人も来たから。まあそれでも数十人だけど。でもとてもとても質素にやった。弔問客は随分とケチったなあときっと思ったんだろうけど、それが故人の望みでもありまた似つかわしいと思えた。葬式やらんでいいと言ってたからね。その親父の遺体の処置は看護婦である茂子さんが一人でやった。その遺体を業者を使わずにワゴン車で私が自分で家まで運んだ。家は人がそんな入らないので、挨拶だとか全部家の前の公園でやった。ある意味なかなかない葬式。手作り感があって良かったなあと今でも思う。故人は最後にシゲちゃんと私に手間かけさせて幸せだったと思う。
人がどう思おうが関係ない。故人が喜んでくれる葬式が一番良いと思う。その通りする人は少ないようだけど。
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