相場の正論とか格言とか
2019年11月12日

五島列島の福江島で民泊に泊まった。居酒屋の店主が居酒屋は閉めて民泊になった。出てくるものみんな美味い。お客が泊まるときだけ居酒屋を開ける。それと常連の宴会などとかでも開ける。予定が決まってやりやすいそうだ。ある意味店主なりの働き方改革というかセミリタイアということらしい。お客は我々夫婦だけでのんびりである。魚が美味いところばかり旅しているが福江は安くて美味い。
五島うどんというのが名物で細めのうどんである。日本三大うどんという表現があるそうで、‘讃岐うどん、稲庭うどん、それで五島うどんと長崎ではいうらしい。だが三番目は水沢うどんではないかという説が有力だが長崎ではそれでいいということだ。特に水沢から五島にクレームはないみたいだ。
相場には先人の教えとも言うべき格言とかまあ正論とか言うものがある。それはそれで含蓄があるもので、それはそうだとまあ押し並べて誰でも納得はできるんだけど、じゃあその格言をちゃんと守っていれば相場で成功するかと言うと、それはちと違うということは頭に入れとかないと格言の本質を勘違いしてしまう。
例えば、余裕資金で投資しなさい、とかまあだいたいその通りです。でもここぞという勝負の時にリスクを取って全力勝負をしてはいけないかのかというと、結局成功している人間てのは正論とか常識に拘らずに大きく踏み出して勝利を収めているってことが多いわけで、答えは必ずしもNOではないってことです。
むしろ成功する人間ほど正論とか常識に拘らずに勝負をする。ただメリハリを効かしてここぞという時だけってこと。普段は格言通りでそれでいいわけです。特に金が増えてくれば増えてくるほど格言通りで間違いない。その代わりそんな増えない。でもそれでいいわけです。金持ち喧嘩せず。そんな増やす必要がない。
でもしがないサラリーマンから一発のし上がってやろうとしたら、どこかで常識を無視して勝負しないとなかなかのし上がれないとわたしはそう思います。逆にそれができないで知識たっぷりでも長年相場で低空飛行という人はけっこういる。それほど大負けはしないで生き残るんだろうけどそれまでって人。
結局格言とか正論とか常識は公約数的なものだから、概ねだいたいそれで良いという話でしかない。ここぞという時は別に全財産掛けてもそれはその人の人生、生き様ってこと。結果はそれはその人次第でしょうけどね。わたしの場合はそこに確信とか信念を乗せます。まあのし上げるとか大げさに言わないでもわたしくらいの自由人に一介のサラリーマンがなろうと思えば、頭に入れておいてもいいことかもしれないとわたしは思います。
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