災害と不動産投資
2019年11月04日
さすがに気温が下がってきたか
マロは布団に入るようになった
廃墟と言っても建物そのものはかなり新しい。築10年にもなっていないと思われた。ボランティアにどういう基準があるか知らないけど、アパートの掃除はボランティアとしてはやる気にならないという人がほとんどだろう。自分の住む家が被災して困っている人こそ助けたいと思うのが人情で、大家の事業をタダ働きで助けたいと思う人はいないはずだ。ということで事実そうなっていた。
大家はまず家賃が被災した瞬間から入らなくなる。被災したアパートの家賃を払う義務は賃借人にはない。保険を使って復旧できれな良いがなんでもかんでも全部保険で賄われるわけではない。相当の持ち出しになる。期間も相当かかるであろう。その上で賃借人が戻るかあらたに募集して賃借人が入るか? その時の家賃は? 何も考えても災害前より良い状態になりっこない。もし借金をして家を建てていたなら借金返済は自分でしないといけない。なんにせよ相当の打撃になるはずだ。大きな災害で自己破産する大家はけっこういると思う。
そこまでよく考えて投資をすることである。100年に一度の災害だと言ったところでなんの慰めにもならない。減るのは自分の金である。株式投資も同じだ。未曾有の大暴落、100年に一度だと言ったところでなんの助けにもならない。減るのは自分の資金である。じゃあどうすれば良いのか? それは自分の頭でよく考えろとしか言いようがない。
それほど難しい話でもない。自分の頭でよく考えずに人の言葉を鵜呑みにした人間がおかしなことになる。あるいは深く考えず甘い見通しで動く人間が破綻する。ちゃんとしている人間ならちゃんと乗りきるもの、というより乗り切ったものがちゃんとしていたと言えるわけだ。
どんな投資でもプロセスが重要、ただプロセスの正しさは結果でしか証明できないー名言だ。
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