マンション価格が上がってきた?
2019年11月01日
紅葉はこれがピーク
不動産屋が言っていたがリゾート物件は一年くらいかけてゆっくりと売るものだと。欲しいという人は毎年ポツポツと新たに必ず現れる。そして要らなくなる人も毎年ポツポツと必ず現れる。それがマッチングしてゆっくりと回転するという需給構造なんだそうだ。確かにそうだなと思う。豊かな人に変わりはないがライフスタイルの中で欲しいと思う時期があって、そして要らなくなる時期もある。つまりリゾートマンションの顧客層は決まった層がいるわけではなく、常に入れ替わっていく流動的なものであるということだ。
どうやらこのポツポツ言うのが肝である。那須のようにリゾートマンションの供給が非常に少ないから成立する話で、これが湯沢などのように供給過剰になってしまうと状況は一変する。バブルの時に本来の需給構造以上の量の物件をデベロッパーが建ててそれを投資目的でもあったか買った連中がいて、買いはポツポツとはあっても売りが山ほどという状況にしてしまった。
そうなると管理費などの未払いも起きてますます価値が下がっていく。使っているうちはまだ良いが、いずれは要らなくなる時がくる。最後どうにも売れずに管理費と税金だけが毎年請求されるがそれが払えないということである。マンションの場合、大浴場の維持などあるので管理費が高い。こうなると不動産屋が見向きもしなくなる。そんな物件売ってもトラブルの元だしそれに安すぎて手数料が全然入らないから商売にならない。
幸い那須はマンションは少ないしもう建たないらしいので供給過剰になる様子はないようである。那須のマンションは管理がしっかりとしていて管理費未払いもほとんどない。リゾート物件としては非常に恵まれているものを買ったような気がする。別に算盤勘定最優先でなくて、欲しいものがそういうものだったということである。まあいくら欲しくてもやはりおかしかったら買わなかったとは思うけど、でも欲しいのが良いものというのは幸運である。
わたしの場合は5年を目安に考えている。今のような生活はあと5年くらいはできそうな気がする。それと5年前に売ってしまうと売却利益に40%も税金がかかる。それで60代も後半になるとどういうことを考えているか、それはその時の話である。そんなに悪い出口ではなさそうである。
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