ボルボV40 D4に7万キロ乗って
2019年10月22日

エコ運転なんて意識しないでわりと踏む。なぜかと言うとその方が運転していて楽しい。ただそんな踏まなくても速い。小さなボディを40Nの分厚いトルクで押し出す。今まで乗った車で一番パワフルである。そんな運転をしていても平均燃費は19KM/Lである。高速に行けばもちろん20を超える。レギュラーガソリンに換算するとリッター23くらいになる。ハイブリッド並みであるがたぶんハイブリッドで元気よく運転したらこんな燃費はでないはずだ。燃料タンクは60Lあるので一回満タンにすると1200キロくらい走れる。
元気よく走ってパワフルで燃費が良いのがボルボV40 D4(ディーゼル)である。この車は高速道路やバイパスであまり止まらない運転をするドライバーには最高の選択だ。五十キロも出れば滑らかで音も気にならない。だが市街地のストップアンドゴーが多いとギクシャク感とそれと音が大きい。遠乗りに向いているということだ。トルクがあるので軽い山道は快適である。どこからでもスムーズに加速する。ステアリングの応答性は自然でFFでかつフロントヘビーなはずなのにアンダーステアは強くない。ゴルフなんかだとコーナリング中に仮に手を放すと(放さないけど)ポンとはみ出していくような圧を感じながらのコーナリングだけどボルボにはそれがない。軽くハンドルに手を添えて向きが変わっていく。
2年間の延長保証とメインテナンスパーッケージに入っているので那須に行く前に気が向いて6ヶ月点検に行ってきた。オイル交換もしてもらった。そしたら驚いたことにパンクしていると言う。空気圧も減っていたそうで、そのまま那須までは行けなかったと思われる。ラッキーであった。それにしても大きなトラブルもなくこの距離になって、この車はいつまで元気に走ってくれるんだろうか?BMWは6万か7万超えてからだと記憶するがずいぶんと故障した。それでも16万キロ乗ってけっこう金を使った。VWトゥーランは6万キロを超えてエンジンに大きないトラブルが出た。他の車は5万キロ以下で売ってしまったが5万キロではまずトラブルは出ない。
ボルボの頼みは日本製の部品を多く採用していることである。エンジンの機関部である噴射装置ははデンソー、エアコンはカルソニック、そして8速ATはアイシンAW。エンジンとトランスミッションとエアコンが壊れなければけっこういける気がする。そのうち10万キロも超える。次の車検ではたぶん12万キロとかになるだろう。5年で12万キロ。こうなると過走行車なのでろくな値段で売れない。BMW以来の乗り潰すという方向になっている。7年乗ると20万近い。このころには完全自動運転車がだいぶ出てるはずだからそれに乗り換えるという目論見だ。20万キロボルボに乗るかさもなくば繋ぎで一台いれるしかないけど、その場合はカムリかアテンザの中古を買うかなと思う。
ということでとても満足しているというレポートです。最後にボルボは他の外車ディーラーより対応が良いと感じる。少なくともBMW、VW、プジョーなどよりは良い。ボルボの販売店の経営元は日本車ディーラーであるからかもしれない。わたしが買ったところはスバルのディーラーである。営業マンはスバルの軽で回っている。以上です。
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