わたしはなぜ不敗か?

2019年09月16日
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株式投資


あるブログに面白い話が載っていた。その人は高校生の頃、友達と金をかけてトランプをやっていた。そのトランプ仲間にインチキをしてカードに細工をして裏からなにかわかるようにしていた奴がいた。それで勝ち続けていた。それを発見したその人はどうしたか?誰にも言わずに逆に逆手にとってその細工に手を加えてその人間と勝負して叩きのめした。だそうである。

こういうことをする人は勝負ごとに才覚がある人だと思う。怒って言いふらしたりしないで、使える状況は使って自分に有利に運ぼうとする。自分自身がどこまでインチキをするしないはその人の倫理観の話ではある。その人は若い頃からズルをするのに抵抗もない人でそれでスロットとか麻雀でも稼いでいたらしい。そういう人が株をやればひと財産築く可能性はなくはない、とわたしは思う。もっとも普通なら1%が10%になる程度で誰でもとはいかないだろうけどね。

株ではインチキは犯罪になる。だがインチキではないズルをして勝っている人間がたくさんいる。基本勝っている人間はどこかズルイと言ってもよいとわたしは思っている。このズルというのはいろんなズルがあって、簡単に言うなら知らない人から、理解できない人からするとズルイと感じるものを総称する。

昔トロピカーナ7というスロットがあって、ポンと回す時一瞬スロットが止まる。これは慣れればわかる。そしたらその後1000円分も回すと777が出る。そういう癖のある機種があった。いわゆる「入っている」と言っていた。それでスロットの店に行ってじっと人が回すのを見ている。それでたまたま入っているのに席を立つ人間も長時間見ていればいる。そこでパッと座って1000円で大当たり。これはインチキじゃあないけどズルイと思うでしょ。人より1000円早く未来が見えているのはズルいのである。

株で、さる人が本まで書いて一世を風靡した。元祖コバンザメ投資法だけどこのコバンザメは後からおこぼれを頂戴するのではなく先にいただく。二部から一部に入れ替えになることで自動的に買いをいれる機関投資家の先に買うという手法で、当時は二部から一部に指定替えになるのを会社に問い合わせると秘密とせずに教えてくれたりしたので、その情報を仕入れて回って機関投資家より先に買うのである。実際はJ-COFFEEという人が開発したんじゃなくて、その人は本を書いて暴露した。結果この手法はあまり機能しなくなった。ズルイ方法には定員というのがあって、広く知れ渡った瞬間にズルくなくなってしまうのである。

わたしの投資手法はここでずいぶん細かに書いているけど、わかる人が読めばわかるが、言うならズルイ投資手法である。だから全勝。ズルくらいでなきゃ全戦全勝とかありえないと思う。ただ合法的でインチキではない。会社四季報を目の皿のように読んで利益を上げるという人がいたけど、それと同じようなことをその10倍とか20倍の度合いでするわけだ。アメリカの公聴会の議事録を読むと法規制で、あるシステムが搭載されることがほぼ決まりだ。3年後から。そのシステムはどこが開発していて単価いくらで売り上げがいくらになって、会社の業績にどの程度影響があるのか? わたしはその調べ方を知っていてそして生かす才覚があった。スロットは1000円先しか見えないけど、この手法は3年先5年先を見る。

もちろん全部の業界でその手が使えるわけじゃない。スロットと同じく癖のある業界だからできることである。だからわたしは得意の業界から決して出ていかない。手の内に入ったところでしか狩をしないハンターと同じである。わたしが特許とか学会発表とかあるいは議会の資料とか英語で読んでいるとここで書いてもそれが株価とどう繋がるのかほとんどの人は理解できない。そこなのである。理解できないからこそエッジになるわけだ。みんなが簡単にできたらエッジにならない。言うなら四季報読むのは本当に軽い軽いエッジである。四季報読むのがインチキでないのと同じで公聴会の議事録を英語で読むのはインチキではない。ただ読む人間が日本にそんないないのと、読んでも理解できる人間もいないのと、それと株価との関連を考えて結論を出せる人間がさらにまたほとんどいないというだけの話である。

わたしのようなエッジを出せる人間はそんなにいないけど、でも本業で真面目に働いていると、ふとそんな世界が見えることもあったりする。あれ、おかしいな、となんでこうなるの? その時に動けるならチャンスをものにすることができる。リーマンショックの時にも当然トヨタの株価も下がったわけだが、トヨタの下げは一層加速した理由があった。当時アメリカでトヨタ車のブレーキが効かずに暴走すると社会問題になってあの豊田社長がアメリカの公聴会に呼ばれたのを記憶する人もいるだろう。多くのマスコミは報道して、トヨタが組織ぐるみで事実を隠蔽しているのではないかと疑惑も持ち上がった。日産や三菱の例もある。トヨタと三菱の違いがわからない人間にとっては当然の疑いである。

だがトヨタがそういう会社でないことを知ってる人間にとっては組織ぐるみのスキャンダルでないと確信できる。当時自動車業界内でトヨタの株を買った人間はたくさんいたと思う。値動きが複雑で必ず儲かったというわけではないけど、ある人はそれで住宅ローンを全部返したと聞いた。その人はそれっきり株に手を出していないとも聞いた。これが素人の株式投資のお手本みたいなものである。世の中がたまに大きく振れてチャンスをもたらせてくれたのである。問題はそのチャンスを生かせるかである。他で投資をしていて含み損で動けないとか、そういう人間もたくさんいた。

わたしはこの話を知り合いとかゴルフ仲間にもした。トヨタはリーマンショック後長いこと3000円台で低迷していたのである。別に2000円台で買わなくても3500円で買って6000円7000円で売れば良かったが、わたしの話を聞いても、誰も買わなかったね。聞いても理解できないのである。他でお金が忙しいというのもある。チャンスとわからない人が多くてチャンスと思っても生かせない人がさらに多い。さらにそこで準備万端、全力で勝負というのはまずもって滅多にある話ではないということなんだろう。

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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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