わたしの夢Ⅱ

2019年09月14日
0
0
日々の雑感ーリタイアライフ
20190912164353438.jpeg
児童養護施設の子どもでパン屋とかケーキ屋になりたいって子が結構多い
わたしが最初に担当した子は今は一流ホテルの製菓部門で働いている
いわゆるパティシエさんだ

ある児童養護施設の卒業生と連絡がとれなくなって数ヶ月、せっかく入った大学はどうやらやめてしまったらしい。わりと知られた大学だったのに入ってから違うものをやりたくなったそうだ。それで専門学校に行くとか言っていたがどうなったのかよくはわからない。卒業した施設のほうに問い合わせると専門学校に行ってるらしいとだけ聞いていると言う。正確には把握していないようである。賢い子だったのでたぶん行っているが反対する大人が多くてシャットアウトしているのかもしれない。

大学を辞めた理由は本人が言わないけどたぶん面白くなかったんじゃないかと思う。児童養護施設の子どもが大学など新しい環境に入ってよい友人に恵まれることはわりとハードルがある。周りがあまりに棲んできた世界が違う子ばかりだと疎外感を感じるというのはこれもわたしが経験がある。付き合っていけばそこで気の合う友人はできるものだけど、それがうまくできない子も当然いるだろう。

大学に入ってから違うものをやりたいということもそれはあるだろう。実際入り直す子もいる。ただ今の大学が合わないからか、本当にやりたいものが見つかったのか、それは本人さえわからないケースも多い気がする。その子には勉学に活かせるものならとわたしがポケットマネーで随分と援助してきた。最後に買ってあげたのはMacBook Airであった。私が使っているものより良いものだ。

さてこの後どうなるか? 心配しても仕方ない。自分がどうこうできるものでもない。自分なりの夢を追い求めて欲しいものである。

わたしの夢」という記事をここで2013年に書いている。最近わたしの古い記事を読んでくれる人がけっこういて、ほとんどは投資の記事なんだけど、中には児童養護施設の話も読んでくれる方がいて、ずいぶん古い記事に、FC2の拍手がついたりしている。実はこの話には続きがあって、それは書かないでいたが、もう影響もないだろうと思う。わたしはこの話をいろんな子どもにした。考えるヒントになるかとも思った。そして上に書いた大学を辞めた子が数年後ある作文を書く。奨学金の応募の作文である。それが全国規模で一等賞を取ったのである。

作文のタイトルは「わたしの夢」。ぜひご紹介したいくらいだがやめておく。本人の同意が取れない。ただわたしから大きく影響を受けたことは間違いない作文であった。夢というとまずエンジニアとか写真家とか、いきなり職業の話になりやすい。その職業で何をするかが話の大部分を占める。それに経緯がつくくらい。わたしはここで何度も書いてるけど職業より大切なものがある。夢を具体的に描く前に考えることがあるという話である。珍しい内容で選考員委員の注目を集めたのかもしれない。

とはいえ夢は必ずリアルライフとシンクロしていかねばならない。職業だって真面目に考えないといけない。修正も変更もあるだろうが、夢のコアを、自分の軸と言ってもいいが、これをしっかりと持っているならまずおかしなことにはならないと思う。その子がどうなるかはわからないが、わたしは楽観的である。よい作文を書く子だからね。

54歳で会社を自己都合退職して児童養護施設に行って本当によかったな。逆に語れるくらいになったから施設に凱旋したとも言える。さてわたしの同世代も読者に多いと思いますけど、みなさんの夢はいかがなされておられますかな?



関連記事
ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
自己紹介へ

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿