現場の噂、感覚はバカにできない
2019年09月08日
自分も営業を長くやっていたからわかるけど、統計的に現れない現場感覚での先行きへの予感というものは優れた営業マンであれば必ず持っているものだ。もっとも優秀な営業マンと見定めて話を聞かないと見当違いのことを言うバカ営業マンも多いから、私自身が優秀な営業マンであったことが生きているとは言える。
例えば不動産であれば、一年くらい前はひとつの商売を決めるのに平均5回の訪問だったが今は7回になっているとか、逆に3回になってきたとか。価格交渉の流れに今までにない厳しさを感じる機会が増えているとか、逆にえ? もう買うの?て話が割と増えたとか、また業者間のつきあいでも、今までにない流れを感じたりとか、また業界でいろんな噂が入ってくるわけだけど、その噂の傾向が変わってきたとか。
面白いもので噂というのは一個一個は当てにならないけど、それをビッグデータで視点を変えてみると、なんの関連性もない別ソースからある似たような噂がもしいくつも出るなら、それはある傾向を指し示している可能性は大いにありうる。いわゆる何か変だなという感覚である。これを優秀な営業マンから聞き出すわけだがこれにはコミュニケーションスキルがいる。誰だって相手を見て物を言うわけで、どうでも良いと思われたらそれなりの返事しかこない。
これは証券会社の営業マンを話をするときも同じである。不動産よりは作り話をする営業マンがずっと多いけど、それなりに複数聞く事でスクリーンをかけることもできる。そう言えばゴルフの時の雑談というのもおもしろい。初めて会って一緒にプレーすると、案外業界の本音が漏れ聴こえることが多い。
そういうことで、最近面白い話を聞く機会があった。なになに?どんな話だと、続きがお読みになりたいか? なんであなたに教えにゃいかん? 書くのも面倒だ。だいたい聞いても理解できない可能性も高いし、誰でも理解できるように書くのは大変なんである。
代わりにと言ってはなんだけど、興味深い情報をお教えしよう。テレビに映る女子プロゴルファー、とてもすらっとしたカモシカのような選手もいれば、どうにもデブっとした選手もいる。これを実物を見たらどんな印象か? これはですね。スラっとした選手は本当に見事なくらいすらっと見えてテレビより格好いいのである。そんでデブっとした選手はこれは言って申し訳ないけどテレビより太く見える。現場に行って初めてわかることは多い。現場は大切だという話である。それにしてもアン・シネのサインを待つ長い行列の横でろくに人が並ばない選手もいる。可哀想だね。ちなみにアン・シネは予選落ちした。ざまあみろって思ってる選手もいるんかな? 決勝のサイン会には出てこないわけだしね。
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