自動車株はそろそろ底が近いか?

2019年08月07日
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株式投資

わたしはそもそも自動車部品業界が専門の投資家であるが、すでに業界を離れて8年であるので今のことは全くわからない。ただ言えるのは部品メーカーは今後大きな優勝劣敗が起きるだろう。いわゆるディスコンがらみ。ディスコンと言うのは、Discontinuityのことで要は今まで当たり前にあった仕事が急激になくなっていくことである。電気自動車にいずれは向かう中で、内燃機関関係の部品メーカーは大きく衰退するだろう。また他の部品も様変わりする可能性もある。ということでよほど業界に詳しくないと手が出せないというのがわたしの立ち位置。


では自動車メーカーはどうだろう? これは部品業界ほどのディスコンはないだろうので、わたしでもまだまだ見る目はある。今は個別に見るとなかなか面白い。日産自動車の株は売られている。最近リストラを発表したらまた売られた。ゴーンが工場を閉鎖して雇用をカットする度に株価はぐんぐん上がったのにね。面白いものである。追い込まれて仕方なしに人員カットしていると市場は見ているのであろう。ただそろそろ底値が近いという見方もある。ただリーマンショックの後に自動車の売り上げは半減したわけで、その時の株価ということはさすがに底は近いとは思うが、日産の場合にはいつスキャンダルが噴出するかわからないという怖さがある。三菱自動車と同じくらい怖い。まず不正の問題、他社とは規模が違うおおがかりなもの。また出ないとは言えない。さらにゴーンがらみでまだ我々が知らないことが出てくる可能性もある。リーマンショックの時に確か400円を切ったから、そこらが底だとは思う。近いと言えば近い。だってマツダなんかリーマンショックの時に200円切ってたからね。ちなみにまつだかぶじゃなくてまつだかーは買った。カミさんの買い物車だけど納車待ち。格好いいね。


まあ割と注目を浴びる日産自動車を書いたけど、この業界の専門家である私にすると、自動車株で買えるのはトヨタとホンダだけである。絶対買わないのは三菱自動車と日産自動車、それ以外はうーんと言うところでまあ敢えてと言ったらマツダは買えなくもない。業界内でトヨタとホンダの二社は、経営体質、技術力、その他他社とははっきり違うのは常識である。三菱と日産がかなりいい加減というのも常識である。そう言えばいすずもかなりいい加減だったけど今は乗用車作ってない。ただ言えるのはいすずのいい加減さはどちらかと言うとマツダのいい加減さにも似ていて、誰がリーダーシップ持っているのかわからないのね。その点日産とか三菱はいい加減さが暴走する怖さを持っている。いすずとかは暴走もできないってわけだ。

トヨタの株価は随分と高い。みんな覚えていないと思うけどリーマンショクあたりでアメリカでトヨタがブレーキの問題ですごく叩かれて、それでずいぶんと株価が下がった。あの時大きく買えた人間は一財産作ったと思う。わたしはその時ホンダかトヨタを考えたがトヨタで行った。当時ホンダは1600円まで行った。トヨタは2500円くらいか。今日時点でトヨタは6700円、ホンダは2600円とか。であるからホンダの方がトヨタより割安感はある。次にわたしが出動するのはいつかわからないけどホンダかもしれない。

ただ10年前と今の業界が違うことも気になる。ホンダの独自路線がいつまでも持つのか?という話である。これは今後自動車技術の主導権をどこが握るのかという話にも関係する。今までは箱屋である自動車メーカーが握ってきている。だから自動車メーカーは数が多い方が有利と合従連衡を繰り返している。だが電気自動車になって自動運転になってくると長年自動車メーカーが築き上げた経験工学的な技術開発が必要なくなりシステムメーカーからユニットを買ってくれば誰でも作れるというつまりパソコンみたいになる可能性もある。そうなると規模は小さくても既存システムをベースにこぶりで格好いい車とか特色のある車を作れると十分勝負になる。技術開発の負担も減る。でもそれはそんなすぐさまに起こるわけではない。せめぎ合いもあるだろう。いずれにせよこの点においては10年前より今の方が不透明である。

ただ不透明だから買えないというわけではない。その不透明さを考慮しても買って良いレベルというのはあって、そして売る値段もだいたい決めている。それでその通りやるだけのことである。そうできる株価になれば買うし別に買わなくても良い。今日の話は読んだえ人は得だと思うけど、でもみんな損するんだよね。私が個別で何か人に勧めても、言うこと聞く人間はいままで一人しかいなかった。わたしのカミさんである。

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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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