熊対策

2019年07月16日
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旅を楽しむコツ
那須では熊情報が警察と役所から出ているが、2日に一回くらいの頻度で熊を見たという情報が上がっている。JRの駅に近いところでも出ていたり別荘地の中でも見られたりである。自分自身ホテル周りを走ったりするし、それに会津や尾瀬にも行くつもりもあって、怖いなとは思っている。時間は朝が多いようだ。やはり腹が減るからか? 

折しもネットを通じての20年来の知人で何度も一緒に飲んでいる人が熊に襲われたと聞いた。大怪我でドクターヘリで運ばれて大きな手術をしたらしい。まさに一命を取り留めて不幸中の幸いくらいの話のようである。近々快気祝いで会おうかという話もあるので詳しくはその時に聞けるだろうけどやはり運悪くでくわしたんだろうか? いずれにせよ熊は時速50キロで走れるそうで、追いかけられたらサニーブラウンでも逃げきれない。


 鈴はリュックにつけているが万が一に備えて熊スプレーを買うことにした。わたしが調べたところでは熊スプレーには大きく分けて3つある。一番はグリズリーとか用の強力な奴。届く距離も10メートル近い。だが大きくて持ち運ぶのが大変で目立つのと、さらに強力すぎて人間に危ない。風下に自分がいたら自分が身動きできなるそうだ。直接人間に使うとかなり危険。使うときは心して使わねばならない。日本であれば北海道にいるヒグマ対策である。だが威力があるからと本州でも買う人が多い。


 次にそれより少し威力を下げたものがある。人間用の強力な奴くらいで、日本で本州にいるツキノワグマくらいには十分効果があるそうだ。ちなみにヒグマとツキノワグマは倍くらい大きさが違う。ツキノワグマはでかい人間くらい。届く距離が5メートルくらいしかないのでかなり接近した状態で使うことになる。ただ人間にも使えるので万が一の護身用にもなるし自分に多少かかっても前者のような危なさはない。 


さらにもうひとつ、厳密にはスプレーではなく水鉄砲式もある。これは威力はそんなないようだが、気になるのは噴霧式でないのでピンポイントでちゃんと当てないといけないというハンデがある。一番小型で軽くて持ち運びは楽である。 













て、わたしは何を買ったか?
 わたしは中程度の威力のものを二個買った。それでカミさんとわたしでそれぞれ持つ。万が一どちらかが熊に襲われた場合に、もう一人が熊にめがけて打てるようにである。その際人間に多少かかっても中程度なら大丈夫。襲われるのではなく見かけた場合には、二本あれば距離感を誤った時の保険にもなる。そんな大きくないしそれに軽いので持ち運びには問題ない。リュックにつけておくつもりだ。 


最後に注意しないといけないのは有効期限である。イザと言う時に固まっていて使えなかったというんじゃ目も当てられない。その有効期限にけっこう差がある。3年以上持つものもあれば一年半くらいのものもある。劣悪な店なら有効期限が短いものを送ってくるかもしれない。そこを注意した方が良い。(短ければ返品)


 なんにせよ、熊に合わないのが一番である。スプレーがあるから安心とぼんやりしないことである。山では常に注意深くである。
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Comments 2

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しこたまやま  

春は、子熊がいるので熊は相当にナーバスになってます。
水辺の茂みなどに潜んでいることが多いです。
そこに風下から音をあまり立てずに近づくと襲われる危険性が高いです。

ツキノワグマは、人間を敵だと思ってるので、近づかれると逃げます。
ですから、できるだけ音のするものを持っているといいでしょう。

私は、キノコ採りをよくやっていたので、山に入るときには音にかなり敏感でした。
鹿が歩く音や鳥やハチの羽音、水の流れる音、遠くの道路を走る車の音。
それと野生動物はかなり匂うので、臭気にも注意です。

上記の事は、ヒグマの場合には、あまりあてはまりませんが(-_-;)

2019/07/20 (Sat) 14:06
川口晴朋(ハルトモ)

ハルトモ  

To しこたまやまさん

確かに! 鈴は必携ですね。今日は熊スプレーを携帯しましたが使いませんでした! 夕方ベルトにつけた熊スプレーのホルスターをを外そうとしたらカミさんは正規の止める場所でなく、安全装置を固定していました。もしわたしが熊に襲われてもカミさんは何もできなかったわけです。とにかく何もなくて良かった。わたしくらいになると怖いのは事故くらいです。

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