儲けるのが楽しくて仕方ない
2019年05月29日
先日韓国の元同僚が東京に遊びにきてそれでタイ在住の元上司とも3人で楽しく飲んだんだけど、そのかつての上司が日本で一緒にゴルフをしようと言う。現役の時にも時々ゴルフをしたことがあって会社を辞めた後も何年か前にゴルフをしたけどスコア的には130くらいで一緒にやっても面倒なだけで面白くない。だが上手くなったから迷惑はもうかけないとか言う。本当かなとは思いながら無下に断るのもなんなんでカミさんとのホームコースのラウンドにお招きした。
結論から言うと確かにうまくなっていた。小技とパットがうまくなっていて100くらいでは回る。ただかなり頻繁に点数を言い間違える。多くも少なくも言う。多く言った場合にはわたしが修正してあげる。いやいや7じゃないですよ、6ですよ。少なく言った場合はそのままである。気分良く回って貰えばそれで良い。聞くとタイで週二回くらいラウンドしているそうだけど、タイでは専属のキャディがついてスコアはキャディが数えて記入してそれで帰る時に渡されるそうで自分じゃ数えないそうである。ホールごと数字を言われるがキャディが間違えることはないみたいだ。
それで思い出した。遡ること30年くらい前に、前の前の会社のゴルフコンペに出てそんで平社員だったわたしは割と少なめに言う傾向のある課長がダボなのにボギーと言うと、いや違うでしょなどと平気で修正した。たぶんその課長は気分が悪かっただろう。だからどうということはなかったのだが、その後のわたしはどこかでそういうことをしなくなった。極端な話インチキしても言わない。そこで1-2打誤魔化してもどうということはないし指摘をすればそれを証明するのも面倒だしどうでも良いことである。
長いものに巻かれるというわけではない。むしろ言いたいことはよりはっきりと相手構わず言うようになっていて、そんだけ好きに言うだけ言っていると、細かいことまでは言う気が無くなるのである。どうでも良くないことだけ言いたいことを言っていても十分忙しい。ゴルフの時までそんなことする気にならないというわけだ。きっと若くて言いたいこともやりたいことも自由にできないからゴルフの時に言いたくなったのかなと、今はそう思うがよくは覚えていない。
カミさんは最後大叩きで47、49で96。他にも大叩きがあり90ちょっとでは回れた内容であったがスコア的にはだいぶ安定してきた。わたしは42、40で82。素トリが出たのが痛かった。
ゴルフの後に元上司と夕食を軽く食べたが、話の内容は投資の話が多い。元上司はもう使いきれない金を持ってるのにいまでも熱心に投資をしていて、理由を聞くと儲けるのがおもしろくて仕方ないそうである。そう言えば栃木の富豪も同じことを言っていた。金儲けが面白くて仕方ないと。だから使いきれない金があってもまだ儲けたい。欲もあるんだろうけどむしろそれが楽しみ。わたしのゴルフみたいなもんみたいだ。
湘南のリッチマンもやはり言っていた。株は楽しいと。相場師のブログもいくつか読んでいるがやはり、相場=儲けるのがが楽しくて仕方ないみたいである。そのあたりはわたしと決定的に違うところだけど、うまくいって儲かるものを止める理由は普通ない。でもわたしはそんな面白くもないのだからやる気がしない。要るだけは凄いパワーで稼ぐけど急に終わる。サラリーマンライフも急に終えた。この急というかパッと方向転換するというのはわたしのキーワードだと思う。パッと決めてサッと実行する。でも実は慎重だったり。相反するものを両立する。そういうのが好きなんである。お金への接し方も二面性が出ているんだと思う。
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