大内宿2

2013年05月10日
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旅を楽しむコツ
大内宿は
もともと宿場町で栄えたそうだが
以後いろいろあって、完全に取り残された閑村となった
それで300年も前の家並みが残っている
全部なんと今でも住んでいるんだそうだ
 
いろんな店を回って話を聞いた
昭和50年までは本当に寂れていたが、今は観光地化して豊かになったそうだ
 
わたしが一番驚いたのは
全部で48軒、すべて300年続いている家なんだそうだ。
分家はあるにせよ
この300年どこからもよそ者が入ってきていないのだ
これってすごくね?
300年ですよ。300年
この間、誰も引っ越ししてこの村に来たものがいないんだって
うそじゃないそうだ
出て行って空き家になった家はあったらしいが
結局売りはしないで、それで観光地となり子孫が戻って今に至る
そういう家はけっこうあるそうだ。
 
300年、不動産取引がない集落
見事なもんである。
 
ところで読者諸兄
 
名主というのは何かご存じか?
この大内村の名主の家に上がらせてもらいじっくり話を聞いてきた
もっとも嫁だと言っていたが、
 
名主と言うのは、豪農で小作に土地を貸しているのかと思ったら
違うんだって、早い話が村長である
村長が代々世襲で引き継がれているんだそうだ

 

 
 

 
 
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Comments 3

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me  

No title

はじめまして。
大内宿、何度か足を運んで風景やネギ蕎麦を楽しませてもらいましたが、こちらの記事の様なお話は全く知らず、とても興味深かったです。
ありがとうございました
m(__)m

2013/05/10 (Fri) 10:46

ハルトモ  

No title

どこに言っても話を聞くのですよ

2013/05/10 (Fri) 10:50

アユ  

No title

こーゆー佇少なくなりましたね。タイムスリップした静けさ。

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