いくら儲けても、、、

2019年05月12日
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株式投資
紙幣そのものをいい加減に扱う人はお金が貯まらない人です、なんてよくマネー評論家が言うけど、お金はただの記号でそれが口座にあっても財布に紙幣という形であっても記号は記号なんだからそれ以上に有難く感じて大切にする気にはわたしはならない。ということでお金がくしゃくくしゃになって服から出てくるなんてのはよくあること。洗濯してしまうこともしばしば。

そんで厄介なことが起きた。先日道の駅での乗馬のイベントで来た上着。その後洗濯したんだけどポケットから5000円札が出てきた。その上着はずっと着ていなかった服で一年ぶりに着たわけ。当日はボデイバッグにお金を入れてそれでお釣りの受け渡しをしていたんだけど、子どもを馬に乗せたり餌の用意とかでひょっとして受け取ったお札を自分のポケットに入れてしまったのかもしれないという気になった。

もちろんそんな記憶はない。お金は受け取ったら必ずバッグの紙幣入れに入れてそれで小勢入れからお釣りを出していた。だから間違えて入れたわけではなく元々入っていた可能性も高い。でも間違えて入れてしまった可能性も否定できない。どうだろう?自分のお金の可能性が70%、乗馬のお金の可能性が30%かなあ?そういう状態だから間違えて入れてしまいましたと5千円を返す気にもならない。かと言ってそのままというのも気分が悪い。半々の可能性だからと半分こにするというわけにもいかない。

駅に行ったらあしなが基金の募金を高校生たちが元気よくやっていた。寄付は寄付でわたしは別にしている。ちゃんと領収証をもらって税金を控除している。街頭ではいくら出しても税額控除にならない。でもわたしはそこで財布から千円札を3枚出して3000円を募金箱に入れた。街頭での寄付ではかなり多い方だろう。5千円全部入れる気にならない。自分のお金の可能性が高いのだから。2000円でもいいけどおまけで3000円にしておいた。ということで自分の気分のために寄付したわけだ。それでもお金はお金なんで生かされると良いなと思う。

ボルボが初めての車検を迎えて車を持って行った。車検の時は自賠責保険と重量税はカードが使えないので6万円ほどを持参したんだけど、重量税は減免でゼロになっているとのこと。3万数千円の税金がゼロになった。買った時も新規登録の重量税が減免でゼロになった。まことに有難い。なんて優しいのだと思う。3000円寄付してもすぐ返ってくるなって気になる。それも10倍返しで。車検で一番費用がかかるんはバッテリーの交換である。国産は知らないけど外車はだいたい車検でバッテリーを交換する。システム上バッテリーへの負荷が大きいためで数万円にはなる。ボルボの場合はメインバッテリーとサブバッテリーがあり7万円だそうだ。

これを交換しないで済ましても当面は問題は起きないが2年は持たないのでどこかで動かなくなる。セルの回りが弱いからそろそろ交換ってわけにはいかない。突然動かなくなる。それを知っているのでケチらずに交換することにした。ということで総額は18万円くらいになる。新しい車はディーラーで車検を通す方が間違いがない。ソフトウェアの更新とかリセットとかは町の車検屋ではできないがそれくらいは儲けさせておけば良いと思う。逆に古い車だとシステムも古いので安くあげることも可能だが古いシステムは乗る気がしないのだから仕方ない。

久しぶりに新宿のかつての会社のそばに行ってきた。とても懐かしい。10年ぶりくらいか? かつての会社の韓国の同僚が家族で日本に遊びに来てそれではと一緒にディナーであった。かつての上司のいわちゃんも一緒だ。三人でよく知るイタリアンレストランでわいわい楽しく飲んだ。会話の中身はお互いの近況と将来のプランとかで、会社の思い出話などない、ましてや会社の悪口などあり得ない。三人ともすこぶる順調でそこらのサラリーマンのような酒飲み話にはならない。

韓国の同僚はわたしの生き方に強く影響を受けていて自分なりの幸福像をしっかり持ってそれを現実のものにしている。自分のしたい暮らしがあってそれを維持するのに必要なだけ稼ぐというスタンスである。まず稼ぐというのではない。それで家族との時間も多くとても楽しいようである。

いわちゃんとはゴルフの約束をした。最近腕を上げたらしい。本当ならカミさんと良い勝負になる。いわちゃんについてはここで何度か書いているけど、今はバンコックにコンドミニアムを4軒持って、そのうちの一軒に住んでいる。日本では銀座のようなところでコンドの価格はかなり高いし中古でも毎年値上がりしているから賃貸に出しながらキャピタルゲインでダブルで儲かって笑いが止まらないようだ。ただそれには条件があって現地でだまされたりぼられないためにタイ語の読み書きを習得して68歳にしてタイ語がペラペラである。現地事情に精通してもいる。それなしでは日本人の投資家がタイの不動産で儲けるのは無理だそうだ。

いわちゃんはもともと日本でも数軒家を持っている。株式などの金融投資は芽が出なかったけど、不動産では着実に成果をあげている。いわちゃんによると金儲けが趣味なんでいくら金があっても止められないんだそうだ。そこがわたしとは違うところであるけど、三人に共通しているのは、いくら儲けても暮らし向きが変わらないということである。儲けたから、高い服を着て高いものを食べて高い車を買うとか、それはそもそも裕福だからそれなりのものは買うけど、投資で儲かったから、、、という思考回路にはなっていない。このあたりは間違えてしまう人が多い気がする。もちろん高い時計とか高級でもそれがその人にとって当たり前のものであればそれで良い。普通に金を使えばそれで良い。だが儲かったから何か買うという思考回路はわたしはない方が良いと思う。自分で自分の気分を盛り上げてしまうのは危ない。

楽しく飲んでいわちゃんと折半して会計を終えた。韓国の同僚は何年か前にも日本に来てそれもわたしがご馳走した。いつか韓国に行ったらご馳走してくれると言っている。いつか行こうかとは思うが当面は那須なんでしばらくは行かないかな。
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