公差管理とキャリブレーション

2019年03月12日
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リゾートゴルフ&スキー




テーラーメードの新しいドライバーに非常に興味がある。このドライバーが今までと違うところはフェース面の反発係数という飛距離にダイレクトに効いてくる規制数値をキャリブレーションによって管理するということである。一旦反発係数が規制値より高いものを作ってそのヘッドにウレタンを注入することで規制値まで落とすそうである。

今まではフェース面の形状と薄さを製造上の公差管理でコントロールしていた。そうすると部品ごとのバラツキを考慮して、規制数値の反発係数が0.83だから、仮に公差がプラスマイナス5%だとすると、0.75位を製造上の中心地に据える。それで公差以内のバラツキでも最大0.83を超えないようにするわけだ。細かな話をすると安全率とかあるけどだいたいそういう話。

そうすると市場で出回っているドライバーで一番多いのは当然、0.75あたりになる。それをキャリブレーションをすることで、当然キャリブレーションにも精度があるから仮にそれがプラスマイナス2%とすると、製造の中心は0.8とかでできる。一般に全数検査になるキャリブレーションの方が精度が出しやすい。

ということで仮に製造上の中心が0.75から0.8になることで、飛距離は平均すると6.7%くらい伸びることになる。240ヤードが256ヤードになる。これはとてつもなくデカイ。

さてここまで書いて懸念はある。キャリブレーションプロセスはそれそのものはコストアップである。コストアップはメーカーは好まない。ただ部品の精度を今までより落とすことで部品の購入単価を抑えることができるから、それで結果としてコストダウンが可能だというシナリオがメーカー内部では必ずあるはずだ。

そうすると部品の精度があまくなればなるほどキャリブレーションは難しくなって歩留まりとか部品の精度に影響が出るから、実は上に書いたように7%も飛距離が伸びるという話はなくてせいぜい2%とかいう可能性はかなりある。それでも宣伝材料にはなる。だが2%だと今まで運が良ければそれくらいはバラついていたわけだから人によっては殆ど変わらないかむしろ飛距離は落ちる可能性もある。

宣伝とか試打レポートはほとんどあてにならない。アマチュアのレポートはそもそもあてにならないしプロのレポートは当然メーカー寄りのレポートである。ということでさてどうだろう? 新製品だと軽く7万円。一つ前のM4だと3万円で買える。M4でもたぶん今の私のM2より多少は飛んで曲がりづらいと思う。でも買わなくても良いかもしれない。結局何かは買おうと思っている。那須とさいたまでクラブを2セット持っているけど、予備のドライバーはM1と言って悪くはないけど私はM2の方が飛んで曲がらない。ドライバーはもう一本欲しいのである。まあゴルフシーズンが始まるまでには結論を出したい。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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