お金があるとないとで

2019年03月03日
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人生の考え方


雛祭りはこれと鮭イクラご飯が我が家の定番。でも娘は車に乗って友達とラーメン食べに行ってしまった。なんか美味いラーメン屋があるって聞いたんだって。

お金があるとないとで何が一番違うのかと言うとこれは気分なんですね。同じことをしていても気分が違う。嫌な気分で生きるのとご機嫌な気分で生きる、この差は天と地くらいあります。例えば会社で理不尽な指示に従わねばならない。これがお金があっていつ辞めてもいいのだけど、まあここは聞いといてやるか、適当にやればいいや、あんまりガタガタ言うなら辞めてやる。そう思いながらやるのと、上の機嫌を損ねて査定を下げられたり昇進が遅れて生活に影響がでたら大変だ。嫌だけどやるしかない。こういう気持ちでやるのと、この両者の気分の差と言ったら大変なものです。結局誰が決定権を持っているか、また自分に選択肢がどれだけあるかで気分が違うということです。

スーパーに言ってタイムセールで割引になる。そこで安い値引きされた食材を買う。大して美味くもないけどたまには安くていいや、そんな気分で狙うタイムセールはゲーム感覚で楽しい。実際高いものだって躊躇なく食べている。それがお金がなくてタイムセールを狙うくらい節約しないと暮らしていけないなら、食べながら、ああみじめだなあって気分になるかもしれません。

那須のリゾマンで1人で居る時、これは気分は一人暮らし。なんかわくわくして楽しけど、もし本当に独り者でそれで狭い部屋で1人で暮らしていたら、わくわくなんて決してしないでしょう。その暮らししかないからです。わたしが楽しいのはそのリゾマンに家族も来るし、そして自宅に戻れば家族がいて美味しい手料理が待っていることがベースにあります。いつでも帰れる家があっての旅の延長としてのリゾマン。選択肢があるということはすこぶる気分が良いものです。

そう考えてくるとお金は使うためにあるんですが、使って何かを得る気分の良さより、選択肢を持つ気分の良さというほうが大きいくらいだと思います。じゃあ使わずに貯めておけという話とは違います。選択肢なんだから、それは実際選択する場合だって出てくる。それで使うということです。つまり選択肢があることを生かす行動力も必要になる。いつ会社を辞めても良いと言って本当に辞められる、そして次の世界に飛び出していく、そういう行動力があってこその選択肢なんです。

いくら金があっても自分の選択肢の多さ、つまり自由度を実感できない人は、なにか問題のある生き方暮らしをしているということにもなります。戦線を広げすぎてしまったかあるいは沸き起こる欲が自分を支配しているとか。こうなるといくら金があっても足りない気分になる。選択肢がないからです。お金を十分なだけ稼ぐことも大切ですが、自分はどう生きるかでどれだけお金があれば自由を感じられるかも変わってきます。

わたしのブログは幸せに機嫌よく生きるヒントに満ちているなあって自分で思います。そんな難しくないと自分では思うのですけどね。
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