偉くはないけどこう生きる
2019年02月17日
昨年は不動産の売却益がある。確定申告のまとめをしていたが、やはりそれなりの納税額になる。当たり前である。法律通りやるしかない。所得税に加えて住民税も上がりさらには国保の支払いも跳ね上がるだろう。暮らし向きに不足はないので重税感はないが、税金がつまらないことに使われてしまうのはあまり愉快ではない。
児童養護施設の子どもで大学に通っている子がそろそろ就職活動の季節である。いろいろ相談したいというので、一緒に夕食をとりながら話すことにした。生まれてこのかたまともな鰻を食べたことがないと言う。それはそうだろう。わたしがいた時の児童養護施設では土用の丑にイワシの蒲焼きを出していた。
ということで地元の知られた店に。かみさんとその子と3人でちょこっと食って飲むだけで2万円は軽く超えるが、こういうお金は勿体無いとは思わない。生きた金だ。もっと三分の二は私とカミさんで食ってるんだけど。
就職活動、人生観、いろんなことを話した。その子は外資系企業にも興味があるとかでかなり具体的なアドバイスをした。さらに就職活動でわたしの名前と以前の勤務先、肩書きをを出すことを許した。外資系なら志望動機などより具体的に話せるだろう
その子は言う。自分はハルトモさんに会っていなければ大学に行っていなかった。その子が大学に入る顛末はこのブログでも断片的に書いているけど、その子は自分のためにこんな真剣になってくれる大人(他人)がいるんだと驚いたとも言っていた。なんにせよ一生懸命がわたしである。人生で数えるほどの関わり合った人間を全力で支える。それがわたしにできるベストかつせいぜいである。偉くはないけどわたしはこんな自分の人生が気に入っている。
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