相場は難しいか?
リゾマンから山を見てスキー場の天気がだいたいわかる。これくらいだと軽い雪である。
スキー板を最新のものに変えたわけだけど、買って一番違うなと感じたのは荒れた雪面の走破性である。今までは縦でも横でもばたついてとてもじゃないけど楽しく降りられなかった雪面でもずらしてまた走らせても格段に安定している。そんなスピードを出すわけではないにしても滑らかに降りてくることができるのは完全に板のおかげだ。一方整地された雪面では最初驚いたけどでも今は慣れてしまって、たぶん自分の腕前かと勝手に勘違いしている。良い車に乗ると運転が上手くなった気がする、というあれである。まだ試していなけどカタログによるとアイスバーンの掴みを格段に向上させたとあるのでそのうちそれも試してみたい。ということで以前より長くゲレンデにいるようになった。以前は2時間平均だったが2時間半から3時間くらい。それだけ練習量も増えているということだ。
先日遊びに来た知人がスキーの最中に板が壊れてしまった。だいぶ古い板なんでそれは良いのだが、わたしはアトミックの8Sを買ったと聞いて刺激を受けたか早速オガサカのケオズのCXを買ったそうだ。完全にわたしに対抗している。良い板を変えばその時点で当然やりたくなる。やるとやはり買っただけのことはある。わたしと同じだ。もっとやりたくなる。スキーというのは道具を使うスポーツでそれはゴルフと同じで、道具はとても大切である。ゴルフの上級者はたいてい道具にこだわる。道具が良ければ良いスコアが出るというものでもないけど、まずは道具で負けていては話にならない。スキーもゴルフも相手がどんな道具を持っているかお互い気にするスポーツで、本人の取り組み方や考え方の表明にもなる。道具談義も盛り上がる。それもまた楽しいということになる。
相場は難しい。たくさんの人間が言うことだ。わたしは実際難しいと思ったことはない。難しいならやらなければいいのである。まあゲームとしては競輪の方が難しいとも思うがそれは置いておいて、さてなんで難しいと思うか? それは相場に期待しすぎなんである。それで出来ないことを、あるいは成功する可能性が低いことをやる。それで上手く行かない難しいと言う。ゴルフも同じである。ゴルフは難しいと言う人がいる。でも10センチのパットは簡単に入る。だが3メートルを入れようとすればそれはなかなか入るもんではない。つまり難しいのではなくそんな上手くいくものではないことをやろうとしているだけである。相場も同じ、わたしが何度も言うようにそんな儲かるもんではない。そう思えば接し方が変わってくる。自分だけいつも勝つ方法を見つけようなんて大それたことを考えない。
負けるのが普通だと思えば、もし負けたくなければやらないのがまず本線。でもまあ長い間には数少ないチャンスもあるかもしれない。先日パットをしようとしたら真っ直ぐのラインなんだけど旗竿の影が自分のボールに重なっていたことがある。ルール改正で今は旗は抜くなくても良い。わたしは絶好のチャンスだと思ったね。カップまで線が引いてあるようなもんで、ワンピンくらいあったけど見事入った。株でもたまにはそういうこともある。そういう時には敢然と勝負に出れるか? だらだら勝負している人間はそこんとこが逆に鈍かったりする。もちろん普段からやっていない人間は咄嗟に反応できない。チャンスは実は一生の間に何度かはある。その内の一度か二度生かせるだけで、まあわたしくらいにはなれるんだと思うが、できる人はこの世にどれだけいるんかね?
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