心穏やかに暮らすために
2019年02月13日
お金がいくらあっても心が穏やかでないと幸せを感じられないのは、たぶん誰もそうだと思うだろう。もちろんお金で取りはらえる煩悩もあることはあるのでお金があったほうが幸せになりやすいことはそれはそのその通りだが、金さえあれば良いわけでもない。
煩悩という言葉が適切かどうかはわからないけど、わたしは自分自身が煩悩を持たない工夫をしている。どんな工夫かと言うと、さんざんここで書いている通りいろいろだ。だがせっかく自分の煩悩を取り払っても、煩悩が多い人間と付き合うとこっちにも煩悩がやってくるので、つまりそういう人間とはなるべく距離をとることが望ましい。そんな極端に取らなくても良いが積極的に近づかないことである。
他人を見て、この人は煩悩が多そうだなと、どう判断するかと言うと、それはつきあっている人を見ればだいたいわかる。煩悩は人を通して伝播拡大するからである。煩悩が多い人間はさらなる煩悩を呼び寄せ、また煩悩に呼び寄せられる。煩悩は自分自身を苦しめる心でありそれはその人の心の中にある。心の中にあるはずなのに案外人と人の間で共鳴するわけだ。例えば嫌な奴に腹を立てる。これは煩悩の共鳴である。
サラリーマンなどはつきあう人間をなかなか選べないが、だからと言って煩悩受けまくりでは困るので、そこは上手にいなす必要がある。わたしはそのあたりは気にして生きてきたね。結果気にしていないのとはずいぶんと違ってくる。ましてや自分が御本尊になるならそれは最悪である。
- 関連記事
-
-
自分の寿命をどう想定するか? 2019/08/09
-
人間観察術を磨けばつまらない感情に流されなくなる 2021/02/09
-
自分を下げる 2017/03/11
-
この世で起きることはすべて偶然でありかつ必然である 2022/10/07
-
道具を大切にする、人を大切にする 2020/10/25
-