公的年金はどうなるんだろう
2019年02月04日
年金制度が破綻するという可能性についてわたしはそれほど心配していない。何を破綻かと言う話になるけど。すっかりと年金制度がこの国からなくなってしまい、給付がゼロになる状態がわたしが考える破綻である。すでに年金に税金が投入されている現状を考えれば国が破綻すれば年金も破綻する可能性が高いが、年金だけ破綻するシナリオは考えにくい。むしろ年金の財源のために増税とか、あるいは給付水準の切り下げとかが現実的な方向だ。
例えば年金の支給額が25%でも減額されたら、かなりの人間は働かないといけなくなる。50%も減額されたら? ほとんどの人間はその穴埋めに働かないと暮らせないことになるだろう。これはすでに破綻だと思う人間もいるだろう。
働けない人間も出るだろうがそれは生活保護なりで救済するとして、大多数の働ける人間はさてそれでどうするだろう? この国の民は革命とか暴動なんて選択はしないで、ほとんど大人しく働くだろう。ロボットとか外国人との競争になるが、まあ月に10万とか稼げばいいのでそれくらいは不可能ではない。
つまりだ、我が国の国民は年金が破綻しないように自ら頑張るのである。期待していた老後とはだいぶシナリオが違うけど、ゼロになるよりましだ。まあ仕事があるだけでも必要とされているだけでも自分は幸せだと、善良なる民はきっと積極的に自己洗脳するだろう。
いずれにせよ、年金が25%、そして50%減額された場合、これくらいのアバウトさで自分はどうなるか? これを考えておかないといけない。50%減額もたぶんないと思う。そこはきっと増税でまかなうことになるがまあ50%までは考える。
さて50%年金が減額されても、それほど困らないという人間はそれは比率で言えばどれくらいだろう? わたしの想像では100人に1人である。例えば日本で1億円以上のキャッシュを保有している比率がそれくらだと聞いたことがある。それだけ持っていればそのキャッシュを少しづつ取り崩せば別にあくせく働かなくても済む。だからそれくらいの比率かなと思う。
安泰なのは100人のうち1人、そんで100人中9人くらいは働けないので生活保護、100人中90人は働く。その90人も上位10人くらいは軽い労働で下にいくほどきつくなる。こんな感じかな?さてあなたは100人中何位ですか?
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