ロストボールとニューボール
2019年02月03日
静かな乗馬クラブで働いているとまるで映画のワンシーンのような感じがする。まさに自分が役者のような気分。
ちなみに厩舎前に敷き詰めてあるのは寝藁(ねわら)と言ってまさにお馬さんの布団である。馬はリラックスして藁の上で横になったりする。その藁は当然馬の糞尿で汚れるので外に出して乾かして藁をまた中に入れる。乗馬をする人なら知っていることだけど馬は草食なんで糞尿は人間のものとは全然違う。そんな汚いという感じはしない。人間も菜食主義になると馬みたいな糞をするのかしら?
昨日はスキーをたっぷりとやって、それからゴルフを1ラウンドして、温泉につかりそれから運転してさいたまに戻った。わたしくらい元気な同世代っているとは思うけど会ったことはない。たぶんサラリーマンとかでは難しいのだろうなと思う。自分の身を削って働くサラリーマンが多いから。
スキーは少し手応えを得つつある。はっきりと今までと違うという滑りに近づいている気がする。ゴンドラで上まで上がって一気に下に降りる。いろんな斜面をいろんなな弧と速度でダンスするような気分。ある程度は上達しないと得られない爽快感。この爽快感を知っただけでも今シーズンは価値があったと思う。ただまだまだである。今までと違ったところで、そこがまた出発点である。
アルバイトするゴルフ場は時々ロストボールを引き上げる。普通のゴルフ場はそれをロストボール業者に売ってしまうみたいだ。業者はそれを洗濯して漂白してワックスもかけて綺麗に化粧して売る。長いこと池に沈んでいたボールもぱっと見て綺麗に見える。だがその洗浄過程もたぶんボールに良くない。明らかに飛ばないとか変な飛びかたをするロストボールもある。打ってわかるくらいのものもあるということは打ってわからないくらいの差のものもあることになる。ナイスショットなのにショートしたとか。
だから上級者はあまりロストボールは買わない。そもそも上級者はそんなにボールをなくさないから高いボールを使ってもそんな負担にならない。わたしでも大抵は1個か2個で回ってしまう。個人的にはスリクソンのZSTAR XVのA級ロストだと200円とか250円くらいするけど、それを買うなら同じスリクソンのAD333を新品で買った方が良いと思う。新品のその両者の差のほうが新品とロストよりも狭いと感じる。
ロストボールでも最近池に入れたばかりでそれで自分で拾って新品同様のものなら安心して使っても良いと思う。拾った時点で綺麗なもの。アルバイトするゴルフ場はボールは数も少ないので業者に売らずに綺麗なものだけ自分のところで拭いて一個100円で売っている。本当に汚いものは棄てるけどそれ以外はレンタルクラブのサービスにつけてしまう。タダだから文句は言われない。
100円ロストボールの中にはとても少ないけど綺麗で上等なボールがある。それこそ新品同様のタイトリストプロV1とかスリクソンのXVとか。これは100円で売るのは勿体ないけど、仕分けたりして多段階での値段設定の手間を考えると割に合わない。そんなたくさんロストボールは売れないのである。そこでわたしが本当に良いものを自分で選んで買うことにした。まとめ買いしてまけてもらうので一個数十円で済む。これからは多分ニューボールは買わないかな。今でもニューボールのストックが5ダースくらいあってなかなか減らない。ゴルフといい乗馬といい趣味を仕事にするといろいろと役得が多い。用品とも社員価格で売ってくれるし。
- 関連記事
-
-
調子が良くてもずれていく 2018/08/28
-
夫婦でゴルフ 2014/05/15
-
コンビニ半額セール 2017/10/31
-
暑い夏 究極の爆安 高原ゴルフ(関東)2020年 2020/08/27
-
バンカーショットについての備忘録 2017/12/17
-