ゴルフでもスキーでもいろいろ考えていて、ふと、こうではないか?という閃きを得るとする。そうするとすぐに試したくなる。スキーだったらゲレンデに、ゴルフだったらコースに。だがそんな環境にある人はそんないないのだからわたしはやはり得難い環境を得ていると思う。なかなか上手くはならないけど上達のプロセスを楽しむというのが本筋だと思えばそんな簡単に上達しては面白くない。
今シーズン25日目の滑走。スキーのターン弧の考え方を変えている。今までは右ターン、左ターンを交互に。つまりCの字のターンの繰り返し。そのCとCのつなぎ目がニュートラルでそこでターンが終わり、そしてまた新しいターンが始まる。これを止めた。
ターンの一番膨らみの部分、これを起点にして次の膨らみまでを1セットにする。ゲレンデに二本の並行した線を敷いてその右(左)の線から左(右)の線までがワンセット。やっていると大きな反復横跳びをしているようなイメージ。これはエッジングの最大、あるいは横Gの最大から次の最大までという意味にもなるはずだ。どうもこれでとても滑りやすくなった。見た目もよくなったみたい。これをしばらくはしつこく練習して行きたい。
自分の滑りをビデオに撮ってもらう。自分ではあんなに大きく動いているつもりでも実はそんなに動いていないとよくわかる。このあたりはゴルフとイメージが逆である。ゴルフは思っていたより体が動いている事が多い。ではどこまで動かせばいいか?そこは試行錯誤ってことだろう。スキーは見た目だと思う。タイムを競うわけじゃないし。ある意味自己満足でもある。見た目が重要だから、例えばスキーの持ちかたから、あるいはちょっとした移動のスケーティングとか、あるいは立姿とか、ゲレンデに来てから帰るまで格好良くやりたいって気がする。理想にはほど遠い、LONG WAY TO GOである。
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