スキーをずらすということ

2019年01月17日
0
0
ゴルフ&スキー


以下はわたしの現在の理解。間違っているかもしれないけど今はそう感じているという意味で書いておく。スキーはプレイベートレッスンと豊富な練習量のおかげで上達している手応えが自分自身にある。わたしの大先生が繰り返し言うのはずらしと切れの組み合わせがスキーだということ。わたしは今までずらしの意味がよくわかっていなかった。小回りでブンとテールを振るのがずらしかなと思っていた。でもそんなのうまくできない。ずらし=エッジを効かることだと思っていた。

でもずらしそのものは逆なのね。ずらしとは言葉通り板の進行方向でなく横にずれて滑っていくということ。つまりエッジを緩めて板と斜面を平行にしてずり落ちる感覚。もちろん前に進んでいるんでその部分のキレはある。つまり斜めにずり落ちるってこと。一瞬だけどずれてそれからエッジを効かせる。これを教えてもらったら、まず今までゆったりと降りられなかった傾斜がスピードを一定してゆったりと降りられる。ターン弧も一定を維持できる。小回りやってもだんだんスピードが乗ってしまうということもなく一定のペースで滑れる。ずらし加減をコントロールすることでターン弧もスピードも調整できるからだ。

パラレルでずらしを意識することでエッジの切り替えの中間が意識できるから繋がりがなめらかになる。片方のエッジ>外してずらし>逆のエッジにでターンとなる。ずらしていると言ってもみるからにずりおちるわけではなく。むしろずれを意識するくらいで十分みたい。意識的にターンの中間でほんの一瞬直下降になる。つまりそれがエッジが外れた瞬間ということかもしれない。

その他いくつか師匠から指摘されたり教わっている点もあるがこのずらしで少なくともスキーがやたら楽しくなった。まずたいていの傾斜でも滑らかに降りられる。暴走気味にもならない。それから雪面が荒れていても滑らかに降りられる。ずらしはどうやら荒れた雪面に強いみたいだ。キレだともろに足に衝撃を受けて負担が来る。ずらしだと疲れないから長く滑っていられる。一応こんなところかな? 今のところ。間違っていると思えばまた修正したい。ただ事実として今までできなかったことができてるんだからきっとうまくなったんだと思う。

でもおもしろい。初心者のやるボーゲンはまさにずらしなんだよね。それがちょっと慣れて板が揃ったら上手くなった気になって基本を忘れてしまう。ちなみにターンで内側に体が向いてしまう人はとても多い。体を無理に下に向けようとしても治らない。ずらしの練習をすることでこれが治る。わたしのかみさんが師匠のレッスンで一発で綺麗なターンになった。



関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿

Trackbacks 0

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック
更新順
同カテゴリ