ユニクロは安くない

茂ちゃんと親父の墓参で帰郷。シゲちゃんはそろそろ一周忌の段取りもしないといけない。墓参を終えて生まれ故郷に一泊して旧友と飲んだ。かつての目抜き通り、言う所の「駅前銀座」田舎にはなんとか銀座ってのが多いのね。これでもポツポツと店はやっていてそのうちの一軒の居酒屋で旧友と楽しく飲んだ。同世代の誰と会ってもわたしは羨ましがられる存在である。自分は誰も羨ましいとは思わないからやはりけっこうな身分なんだろうね。

田舎ではビジネスホテルに泊まった。わたしなどは友人がさいたまに来れば（もちろん那須でも）泊まっていけよと軽く言えるけど、それもある意味幸せの証であるかもしれない。それぞれ家庭の事情があってたぶん簡単には言えないことみたいだ。安いビジネスホテルで駐車場込みで５０００円だったけど十分だった。サラリーマン時代に自腹で足して高級ホテルに泊まったりした時期もあったけどまあそういう粋がった時代もあったということだろう。所詮寝るだけである。

さいたまに戻るとカミさんが最寄りの百貨店のバーゲンということでセーターをプレゼントしれくれた。この手のセーターは昨年ユニクロで三つもかった。色違いで赤と白と黒と。黒は一年目で穴が開いた。やはり作りは弱い。白はよれよれ。それで今年使えるのは赤だけだ。そう考えるとユニクロは高い。このセーターはユニクロのセーターとは桁違いの値段だけど機嫌よく１０年以上着られると思う。以前買ったものもずっと使えている。ユニクロよりファッションセンターしまむらが良いかもしれない。５０００円だかで買ったグースのダウンはとても暖かくて重宝している。でも来年どうなるか？　それはわからない。いろんな意味で楽しみである。