2005年からこのブログを書いている。最近昔の記事を整理するというか眺めているが、過去にわたしが言っていることはまったくわたしらしいと自分で思う。そして言ったことを実現してきているのは、我ながらよくこんなうまくいくものだと感心する。これだけ言いたいことを書いている以上出来事だけ書いておけばいいような気もする。能書きはもう書き尽くした気がする。以下はわたしの2005年のテキスト。これにお金を組み合わせても書けるなと思っけど、たぶんお金と幸福もどこかできっと書いてんだろう。
2005・07・17(日)
幸福論ー幸せかどうかどう決める?
昨日ちらっと幸せという言葉に触れた。
あなたは幸せですか?あなたが幸せかどうか決めるのは誰だろう?わたしはこの質問をいろんな人に発してきた。興味があるからだ。ほとんどの人が答える。自分が自分で幸せと思うのであれば幸せだと。わたしはこの命題にちょっとした疑問を持っている。
自分で不幸せだと思っているような人間は論外だ。間違いなく幸せではない。では自分が幸せだと思っている、また言っている人間は、すべて本当に幸せか?
わたしは傍から見て、どうしても幸せそうに見えない人間が、 自分ではこれで幸せだと言っている人間に何度か会ったことが ある。私からみれはひねているか、無理しているようにしか見 えないのにだ。
ちょっとした例をあげてみよう。ある人がいて、彼は音楽を聞 くのが大嫌いだ。本さえ読んでいれば十分幸せだ、と思ってい る。そんな彼がひょんなことからある音楽家に出会い、音楽と いうものの素晴らしさを知る。彼は思う、以前は音楽なんてい らないと思っていた。音楽なしでも幸せだと思っていた。しか し音楽の素晴らしさを知った今、自分はもっと幸せだと思う。 かって思っていた幸せをひとつも失わなくたって、新しい幸せは自分に訪れるということを知る。